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ラグビー競技での死亡例の経験(Experience of fatal case in rugby competition) 橄榄球比赛死亡案例经验(Experience of fatal case in rugby competition)
Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi Pub Date : 2023-10-01 DOI: 10.1002/jja2.12844
小守林 靖一, 大志田 創太郎, 佐藤 慎平, 眞瀬 智彦, 小笠原 邦昭
{"title":"ラグビー競技での死亡例の経験(Experience of fatal case in rugby competition)","authors":"小守林 靖一, 大志田 創太郎, 佐藤 慎平, 眞瀬 智彦, 小笠原 邦昭","doi":"10.1002/jja2.12844","DOIUrl":"https://doi.org/10.1002/jja2.12844","url":null,"abstract":"要旨 16歳の男性がラグビーの練習の補助のために厚さ30cm程度のタックルマットを持ち,チームメイトのタックルを受けていたところ,20回目のタックル後に崩れ落ちるように倒れて地面に横たわり,呼びかけに応じなくなったため当院へ救急搬送された。経緯として,搬送前日の練習中に脳振盪を起こしその後の練習は休んでいたが,当日はチームメイトの熱心な練習に触発され練習の補助を志願したのであった。頭部CTでは正中構造偏位を伴う最大厚が約6mmの右急性硬膜下血腫を認め,迂回槽は消失していた。受傷から約1時間50分後に全身麻酔下に頭蓋内血腫除去術を施行した。血腫を除去後に脳表を観察すると,脳挫傷はなく架橋静脈からの出血も認めなかった。内減圧と硬膜形成を行い,頭蓋内圧センサーを設置し外減圧状態として閉創した。術後頭蓋内圧は15~18mmHgで推移していたが,徐々に増悪し第17病日に死亡した。本例ではスポーツに関連した脳振盪後の事例として報告し考察する。","PeriodicalId":19447,"journal":{"name":"Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi","volume":"59 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2023-10-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"134933980","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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骨髄異形成症候群の心嚢腔内の急性転化による癌性心タンポナーデの1剖検例(An autopsy case of acute transformation of myelodysplastic syndrome leading to carcinomatous cardiac tamponade) 骨髓增生异常综合征的心囊腔内急性转化导致癌性心囊腔内的1剖检例(anautopsy case of acute transformation of myelodysplasticsyndrome leading to carcinomatous cardiac tamponade)
Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi Pub Date : 2023-10-01 DOI: 10.1002/jja2.12845
上石 稜, 畠山 淳司, 加藤 史人
{"title":"骨髄異形成症候群の心嚢腔内の急性転化による癌性心タンポナーデの1剖検例(An autopsy case of acute transformation of myelodysplastic syndrome leading to carcinomatous cardiac tamponade)","authors":"上石 稜, 畠山 淳司, 加藤 史人","doi":"10.1002/jja2.12845","DOIUrl":"https://doi.org/10.1002/jja2.12845","url":null,"abstract":"要旨 今回我々は,急性発症の病歴で骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndromes: MDS)の急性転化が心嚢腔内で生じ,心タンポナーデに至った稀な1例を経験したため報告する。症例は80歳の男性。入院7か月前にMDSと診断され,化学療法を施行されていた。受診前日に突然呼吸困難感を自覚し,経過をみていたが改善がなく,受診当日に意識消失し救急要請となった。初療時血圧は保たれているも頻脈性心房細動があり,心臓超音波検査にて心嚢液貯留を認めた。急性大動脈解離を疑い造影CT施行するも解離腔は認めず,血液検査,心電図,心臓超音波検査からは急性心筋梗塞は否定的だった。その後血圧が低下したため,心タンポナーデと判断し心嚢穿刺を実施したところ,800mLの血性心嚢液が引け,血圧が安定化した。集中治療室入室後,末梢血よりも心嚢液で芽球比率が高いことが判明し,心嚢腔内にてMDSが急性転化した可能性が考えられた。骨髄所見では急性転化を疑う所見は認めず,心嚢腔内では染色体異常を伴う細胞を多数認めたことにより心嚢腔内でMDSが急性転化したと診断した。入院中に再度心タンポナーデを発症し,多臓器不全が進行し第15病日に死亡退院となった。剖検では心外膜全周性に骨髄肉腫と考えられる腫瘍性病変が広がっていた。急性発症の病歴で血性心嚢液貯留を認めた場合,MDSの急性転化も念頭に置く必要がある。","PeriodicalId":19447,"journal":{"name":"Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi","volume":"19 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2023-10-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"134933995","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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仮想空間でアバターを用いた原子力災害対応シミュレーションソフトによるweb実習(Web–based training using simulation software for nuclear disaster response with avatars in a virtual space) 在虚拟空间使用虚拟化身的核灾害应对模拟软件的web实习(web - based training using simulation software for nucleardisaster response with avatars in a virtual space)
Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi Pub Date : 2023-10-01 DOI: 10.1002/jja2.12847
井山 慶大, 長谷川 有史
{"title":"仮想空間でアバターを用いた原子力災害対応シミュレーションソフトによるweb実習(Web–based training using simulation software for nuclear disaster response with avatars in a virtual space)","authors":"井山 慶大, 長谷川 有史","doi":"10.1002/jja2.12847","DOIUrl":"https://doi.org/10.1002/jja2.12847","url":null,"abstract":"原子力災害を始めとする特殊災害への従事意図は低いことが著者らの先行研究で示されており,その人材確保は喫緊の課題である 1。特殊災害への従事を避ける理由として,自信のなさが影響している 2。そのため安定した人材確保に向け,自信をもって活動できるよう十分な教育が必要である 1, 3, 4。 世界でも代表的な原子力災害の一つである福島第一原子力発電所事故(福島事故)から10年以上が経過し,全国的にもその認識は過去のものとなりつつある。そのため,福島事故の経験や教訓を後世に正しく伝承し,自信をもって災害対応ができる人材の育成は,本邦のみならず世界的にも重要な使命である。そこで我々は,福島事故の経験や教訓を活かした救急・災害対応セミナーを多数開催してきたが,COVID–19の影響で対面式での教育・訓練が実施不可能となった。その結果,特殊災害対応者に,災害活動への自信を備えさせる教育の場が失われてしまった。 上述の経緯から,我々は救急・災害対応訓練が行えるシミュレーションソフトを開発し,ソフト内で自身のアバターを操作することで,web上で訓練を行える教育方法の開発に着手した。 本研究の目的は従事意図の低い特殊災害において,従事者の十分な人材確保を最終目的とし,“活動への自信”を身につける教育を提供するとともに,物理的距離の離れた場所でも一様に受講可能なシミュレーション教育として提供することを目指す。そのため,本研究では救急・災害対応訓練のシミュレーションソフトを開発し,その訓練内容について検討した。 本稿は福島県立医科大学倫理委員会の承認のもと行われた研究である(承認番号:2021–236)。また本稿では個人が特定不可能なように情報を匿名化して用いた。 福島・長崎の共同大学院災害・被ばく医療科学共同専攻(修士課程)の学生9名を対象に,座学で特殊災害の初期対応について講義を行った後,我々が開発した3D(3–dimention)版シミュレーションソフト(Kawauchi Legends 3D)と,VR(virtual reality)版シミュレーションソフト(Kawauchi Legends VR)を用いた実習を行った。3D版では自身のアバターをPC上の仮想空間で操作し,web会議ツールを併用して災害時の原則(CSCATTT)に準じた演習を行った。VR版ではヘッドセットを装着し,コントローラーを操作してメタバース上の原子力発電所構内で傷病者の対応を行う実習を実施した(Fig. 1a–c)。 Web–based training using simulation software. a: The practical training using 3D version software with web meeting application. b: The practical training with VR version software. c: Player’s view during the training with VR version software. 実習後に3D版VR版それぞれの操作性や学習できる内容についてアンケート調査を行った。ソフトに関するアンケート設問に対して,それぞれどの程度そう思うかを10点=とてもそう思う,1点=全くそう思わない,の10段階で回答を得た。アンケート結果から記述統計を行い,シミュレーションソフトを用いた教育における現状について検討した。 3D版およびVR版シミュレーションソフトを操作した感想について,両者の操作はともに比較的容易であり,web実習の満足度も比較的高かった(Table 1)。一方で,実習がこれまでの対面で行う机上演習や実動訓練に代替されるかという問に対しては,一部代替可能だが完全ではないことが明らかとなった(Q1–4, Q1–5, Q2–4, Q2–5)。3D版,VR版ともに知識や技術が備わったと実感しており(Q1–3, Q2–3),楽しみながら学習することができ,満足度の高いweb実習であった(Q1–2, Q1–6, Q2–2, Q2–6)。 3D版とVR版では学習できる内容についてそれぞれ一長一短があり,両者を使い分けることで効率的に学ぶことができると考えられる。学習において“楽しい”と思えることは重要であり,今回の実習では3D版,VR版ともに楽しさを実感し,実習の満足度も高かった。しかし,実際の机上演習や実動訓練をすべてこのweb実習で代替できるわけではなく,web実習の限界も明らかになった。資機材準備の労力や使用方法(テント設営など)の実技上のコツと課題をwebで体験することは難しく,それらは対面式の訓練に代替する手段がないのが現状である。一方で,原子力発電所構内のように環境放射線量が高く,薄暗くて狭い特殊な環境での訓練は,健康・安全管理の面から対面式訓練の実現は困難である。そのような特殊環境での活動を事前にVR版を用いて疑似体験しておくことで,実際に発災した際の活動を円滑化できる可能性があると考えられる。今回は大学院生という基礎知識や意欲の比較的高い集団が対象であったが,今後は対象を原子力災害拠点病院などの医療従事者に拡大し,セミナー数と参加者数の双方を増加させることでより客観性の高い評価を行い,それを実習内容に反映することで満足度と達成度の双方を担保した質の高い教育機会を提供していきたい。また,代替可能な訓練をweb実習化し対面前に履修することで,対面実習の質・時間の効率化・最適化を図っていきたい。 3D版,VR版原子力災害対応訓練用シミュレーションソフトを対面実習と併用することで,対面実習では経験不可能な環境における活動の疑似体験が可能となった。本ソフトにより多くの災害対応者が特殊災害に対する“活動への自信”を備えるきっかけになる可能性がある。 長谷川は大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業(2020~2022年度)およびふくしま国際医療科学センター拠点プロジェクト研究費(2022年度)より,井山は丸茂救急医学振興財団より支援を受け,本ソフトウエアの開発と運用を行った。 本事業の実務に参画いただいている福島県立医科大学の内藤和樹氏,朝倉ハルミ氏,Elena Ryzhii氏に紙面を借りて感謝申し上げたい。また読者の皆様に本ソフトを安全かつ簡便に御利用いただけるよう現在ソフトの改良を進めている。ご興味をお持ちいただいた先生方は責任著者に御連絡いただけると幸いである。","PeriodicalId":19447,"journal":{"name":"Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi","volume":"26 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2023-10-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"134934939","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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II型呼吸不全に対して脂肪除去術と気管皮膚縫合術を併用した気管切開術を行うことで救命した高度肥満患者の1例(A case of a patient with severe obesity successfully treated for type II respiratory failure by tracheostomy with lipectomy and tracheodermal suture) 针对II型呼吸衰竭,结合脂肪去除术和气管皮肤缝合术进行气管切开术而救命的高度肥胖患者的1例(A case of A patient with severe obesitytype II respiratory failure by tracheostomy with lipectomy and successfully treatedtracheodermal suture)
Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi Pub Date : 2023-10-01 DOI: 10.1002/jja2.12840
渡邉 敬祐, 伊藤 祐介, 福田 将啓, 橘高 弘忠, 林 靖之, 後藤 縁, 澤野 宏隆
{"title":"II型呼吸不全に対して脂肪除去術と気管皮膚縫合術を併用した気管切開術を行うことで救命した高度肥満患者の1例(A case of a patient with severe obesity successfully treated for type II respiratory failure by tracheostomy with lipectomy and tracheodermal suture)","authors":"渡邉 敬祐, 伊藤 祐介, 福田 将啓, 橘高 弘忠, 林 靖之, 後藤 縁, 澤野 宏隆","doi":"10.1002/jja2.12840","DOIUrl":"https://doi.org/10.1002/jja2.12840","url":null,"abstract":"要旨 呼吸不全を呈した高度肥満患者に対する人工呼吸器管理は難渋することが多く,気管切開術を要する場合,難度は高く,重大な合併症に関連する。今回,COVID–19を契機としたII型呼吸不全に対し,脂肪除去術と気管皮膚縫合術を併用した気管切開術にて救命した高度肥満症例を経験した。症例は24歳の男性でBMI 61.5。COVID–19と診断され,急性II型呼吸不全を発症し入院後に人工呼吸器管理が必要になった。経口気管挿管は困難で,ファイバースコープを用いた経鼻気管挿管を行った。鎮静下で調節呼吸を開始したが,無気肺と肺胞低換気のため呼吸性アシドーシスが進行した。無気肺の改善と換気量の増大を得るために,気管切開術を施行して鎮静剤を減量し患者を覚醒させ,自発呼吸の促進や喀痰の自力排出を図るとともに積極的な体位管理を行うことが必要と判断した。皮下脂肪が多く頸部の術野確保は困難で,顎下部と前胸部の脂肪組織を広範囲に除去し,気管を確認し,気管切開後は気管と皮膚を縫合した。術後は自発呼吸と咳嗽により十分な喀痰排出が得られたことで無気肺は解除され,呼吸性アシドーシスも劇的に改善して良好な転帰をたどった。本邦では高度肥満患者は稀であり,BMI 60以上の症例に対する気管切開術や呼吸管理に習熟している医師も少ない。高度肥満患者に対して脂肪除去術を併用した気管切開術を行い,良好な転帰をたどった貴重な症例として報告する。","PeriodicalId":19447,"journal":{"name":"Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi","volume":"64 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2023-10-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"134934940","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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遅発性に低血圧とQT延長が生じたグアンファシン中毒の1例(Delayed hypotension and prolonged QT interval due to guanfacine poisoning) 发生迟发性低血压和QT延长的一例关华星中毒(Delayed hypotension and prolonged QT interval due to guanfacinepoisoning)
Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi Pub Date : 2023-10-01 DOI: 10.1002/jja2.12842
井上 史也, 岡崎 悠治, 市場 稔久, 柏 健一郎
{"title":"遅発性に低血圧とQT延長が生じたグアンファシン中毒の1例(Delayed hypotension and prolonged QT interval due to guanfacine poisoning)","authors":"井上 史也, 岡崎 悠治, 市場 稔久, 柏 健一郎","doi":"10.1002/jja2.12842","DOIUrl":"https://doi.org/10.1002/jja2.12842","url":null,"abstract":"注意欠如多動性障害の17歳の女性が人間関係のトラブルを契機にグアンファシン3mg錠を50錠自ら過量服薬し来院した。来院時,低血圧はなかったが,傾眠,脈拍低下があり経過観察入院となった。入院翌日,歩行可能な状態となり自宅退院となったが,退院から2日後に自宅で失神し再度救急外来を受診した。脈拍低下,低血圧に加えて,心電図検査でQT延長があり再入院となった。過量服薬から7日後に徐脈およびQT延長は改善し自宅退院となった。グアンファシンは主に脳内のα2A受容体に作用し交感神経系の活動を低下させることで鎮静作用,脈拍低下・降圧作用をもたらす。グアンファシンの半減期は比較的長く,本例のように過量服薬時は傾眠,徐脈,低血圧が長期間遷延することがある。またグアンファシン内服初期は末梢血管平滑筋のα受容体を刺激することで高血圧を引き起こし,続いて中枢神経系への作用による低血圧が起こるという二峰性の血圧変動を来すことがあり,とくに低血圧に関しては遅発性に出現する可能性がある。本例において遅発性にQT延長を起こした原因は,3.4mg/kgと相当量の過量服薬をしていたことが一因と考えられる。グアファジンの過量服薬時は,遅発性に出現しうる低血圧とQT延長に留意した十分な期間の経過観察入院が必要だろう。","PeriodicalId":19447,"journal":{"name":"Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi","volume":"87 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2023-10-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"134933985","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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査読者一覧 同行评审列表
Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi Pub Date : 2023-02-01 DOI: 10.1002/jja2.12793
{"title":"査読者一覧","authors":"","doi":"10.1002/jja2.12793","DOIUrl":"https://doi.org/10.1002/jja2.12793","url":null,"abstract":"","PeriodicalId":19447,"journal":{"name":"Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi","volume":"9 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2023-02-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"136172705","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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急性薬物中毒におけるTriage DOA ® の臨床的有用性 Triage DOA®在急性药物中毒中的临床有效性
Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi Pub Date : 2014-12-15 DOI: 10.3893/JJAAM.25.865
理絵 山本, 剛 斉藤, 弘道 青木, 進一 飯塚, 一基 秋枝, 貞樹 猪口
{"title":"急性薬物中毒におけるTriage DOA ® の臨床的有用性","authors":"理絵 山本, 剛 斉藤, 弘道 青木, 進一 飯塚, 一基 秋枝, 貞樹 猪口","doi":"10.3893/JJAAM.25.865","DOIUrl":"https://doi.org/10.3893/JJAAM.25.865","url":null,"abstract":"Clinical utility of the Triage DOA in patients with acute drug intoxication Rie Yamamoto , Takeshi Saito , Hiromichi Aoki , Shinichi Iizuka 2 Kazuki Akieda , Sadaki Inokuchi 1 1 Department of Emergency and Critical Care Medicine, Tokai University School of Medicine 2 Fuji Heavy Industries Health Insurance Society, Ota Memorial Hospital Emergency and Critical Care Medicine Acute drug intoxication is one of the most important fields in emergency medicine, and the specific characteristics of the drug that caused intoxication are critical for determining the most appropriate treatment. Because it is not possible to conduct the quantitative analysis using specialized instrumentation at all medical facilities, handy screening kits that allow for the prompt determination of drug characteristics are now available in many medical facilities. However, screening kits often have limited analytical capacity, and there are false-positive and false-negative in the kits. In the present study, we examined the clinical utility of the Triage DOA kit, as the gold standard for performing quantitative analyses. Patients participating in the study were hospitalized at the Emergency Medical Center of our institution between April 2009 and March 2013. A total of 822 cases of acute drug intoxication were analyzed using quantitative analyses and the Triage DOA. The sensitivity, specificity, false-negative rate, false-positive rate, negative predictive value and positive predictive value of the Triage DOA for detecting and measuring the characteristics of benzodiazepine (BZO), barbituric acid (BAR), tricyclic antidepressant (TCA) and amphetamine (AMP) were examined. The results demonstrated that, although there are some problems the Triage DOA, it was nevertheless effective for the initial screening and treatment selection in our emergency department. However, because the positive predictive value for TCA and AMP was low and the negative predictive value for BZO was low, the results of the Triage DOA tests should therefore be interpreted with great caution in the emergency setting. Moreover, several cases of acute drug intoxication with antipsychotics, selective serotonin reuptake inhibitor and serotonin and norepinephrine reuptake inhibitor have been reported. These drugs cannot be detected with the Triage DOA. Therefore, it is possible that the individual being tested has used these drugs, even if the screening kit yields negative results. Physicians should therefore carefully consider this possibility when determining the initial treatment option. (JJAAM. 2014; 25: 865-73)","PeriodicalId":19447,"journal":{"name":"Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi","volume":"31 3","pages":"865-873"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2014-12-15","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"91420960","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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19歳で発症したornithine transcarbamylase(OTC)欠損症により急性脳浮腫を来した1例 19岁时发病的ornithine transcarbamylase (OTC)缺失导致急性脑水肿的1例
Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi Pub Date : 2014-11-15 DOI: 10.3893/JJAAM.25.833
英範 三谷, 俊明 望月, 典生 大谷, 哲夫 三上, 裕之 田中, 今野 健一郎, 伸一 石松
{"title":"19歳で発症したornithine transcarbamylase(OTC)欠損症により急性脳浮腫を来した1例","authors":"英範 三谷, 俊明 望月, 典生 大谷, 哲夫 三上, 裕之 田中, 今野 健一郎, 伸一 石松","doi":"10.3893/JJAAM.25.833","DOIUrl":"https://doi.org/10.3893/JJAAM.25.833","url":null,"abstract":"","PeriodicalId":19447,"journal":{"name":"Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi","volume":"109 1","pages":"833-838"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2014-11-15","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"86975977","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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熱中症の実態調査−日本救急医学会Heatstroke STUDY2012最終報告− 热中症の実态调查−日本救急医学会Heatstroke STUDY2012最终报告−
Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi Pub Date : 2014-11-15 DOI: 10.3893/JJAAM.25.846
日本救急医学会 熱中症に関する委員会
{"title":"熱中症の実態調査−日本救急医学会Heatstroke STUDY2012最終報告−","authors":"日本救急医学会 熱中症に関する委員会","doi":"10.3893/JJAAM.25.846","DOIUrl":"https://doi.org/10.3893/JJAAM.25.846","url":null,"abstract":"日本救急医学会熱中症に関する委員会(設立当初は熱中症検討特別委員会,以下委員会)は2006年より隔年 でHeatstroke STUDY(以下HsS)行っており,会員の皆様に結果を報告して参りました。このように委員会とし てはこれまでの調査内容を総括し新たなエビデンスを明らかにするとともに,地球温暖化の中で増加が予想され る熱中症の予防と治療に関する意見を集約してきました。同時に,環境省と連携して一般の皆様に対する啓発活 動にも積極的に関わってきました。今回は2012年夏季に全国の救急医療機関(103施設)へ搬送された熱中症患 者のデータからその特徴を考察してみました。また超高齢社会を迎えた本邦における熱中症の現状と予防対策, そして熱中症に罹患した場合の対処法や医療機関における診断や治療法を検討しました。詳細は本文に記載しま したが,改めて今回の全国調査にご協力を賜りました会員の皆様に感謝申し上げるとともに,本委員会の調査結 果を熱中症の予防や治療に役立てて頂くよう希望します。 (記 横田裕行)","PeriodicalId":19447,"journal":{"name":"Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi","volume":"115 1","pages":"846-862"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2014-11-15","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"86030875","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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小児rapid response systemの効果と課題 小儿快速反应系统的效果和问题
Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi Pub Date : 2014-11-15 DOI: 10.3893/JJAAM.25.814
大樹 芳賀, 真史 篠原, 崇 六車, 透 細川
{"title":"小児rapid response systemの効果と課題","authors":"大樹 芳賀, 真史 篠原, 崇 六車, 透 細川","doi":"10.3893/JJAAM.25.814","DOIUrl":"https://doi.org/10.3893/JJAAM.25.814","url":null,"abstract":"","PeriodicalId":19447,"journal":{"name":"Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi","volume":"16 1","pages":"814-820"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2014-11-15","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"78102651","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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