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血友病患者の治療の進歩は,学校・社会生活の改善につながったか? : 定期補充療法を主とする若年者の母を対象とした質問紙調査 血友病患者治疗的进步,是否改善了学校和社会生活?以定期补充疗法为主的年轻人的母亲为对象的问卷调查
Medical journal of Hiroshima Universtiy Pub Date : 2018-12-01 DOI: 10.15027/47727
Tomie Fujii, Ayaka Koga, Teruhisa Fujii, Shinobu Sasaki, M. Inoue, Masao Kobayashi, Sanae Oriyama
{"title":"血友病患者の治療の進歩は,学校・社会生活の改善につながったか? : 定期補充療法を主とする若年者の母を対象とした質問紙調査","authors":"Tomie Fujii, Ayaka Koga, Teruhisa Fujii, Shinobu Sasaki, M. Inoue, Masao Kobayashi, Sanae Oriyama","doi":"10.15027/47727","DOIUrl":"https://doi.org/10.15027/47727","url":null,"abstract":"【背景】血友病患者の治療は進歩した。そこで治療の進歩による患者の学校・社会生活の詳細を明らかにするために,母親を対象に,若年世代の患者の学校・社会生活,母親の困り事について実態調査した。\u0000【方法】血友病患者の母親を対象に,無記名自記式の質問紙調査を実施した。\u0000【結果】母親27人の回答が得られ,息子である患者は30人だった。定期輸注実施は23人で,そのうち家庭で輸注を行う者は22人だった。通園経験のある者は27人だった。全ての行事に参加させた者が18人だった。宿泊行事中の定期輸注の実施について,中学生までは学校に支援依頼していた。患者8人は自己注射し,高校生以降の患者4人は,自室で一人の時に注射をしたという回答だった。母親の困り事は「血管確保の失敗と焦り」だった。\u0000【結論】治療の進歩は患者の学校・社会生活を改善した。しかし継続的治療を支える家族の負担のもとに成立する。今後必要な医療支援として,患者の宿泊行事中の輸注において,患者が安心して注射できる場所についての助言が示された。","PeriodicalId":337919,"journal":{"name":"Medical journal of Hiroshima Universtiy","volume":"13 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2018-12-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"117127946","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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横行結腸嵌入を伴う upside down stomach を呈する食道裂孔ヘルニアの1例 1例呈upside down stomach的食管裂孔疝伴横结肠嵌塞
Medical journal of Hiroshima Universtiy Pub Date : 2014-12-01 DOI: 10.15027/39066
Hiroki Takehara, Ken-ichiro Maruyama, Masahiro Nishihara, Akifumi Kanazawa, Satoshi Sugimoto, S. Takayama, Masayoshi Nishihara, Hiroshi Oka
{"title":"横行結腸嵌入を伴う upside down stomach を呈する食道裂孔ヘルニアの1例","authors":"Hiroki Takehara, Ken-ichiro Maruyama, Masahiro Nishihara, Akifumi Kanazawa, Satoshi Sugimoto, S. Takayama, Masayoshi Nishihara, Hiroshi Oka","doi":"10.15027/39066","DOIUrl":"https://doi.org/10.15027/39066","url":null,"abstract":"症例は50歳の女性。食後の呼吸困難感のため近医より紹介受診となった。上部消化管造影検査では胃全体が縦隔内に脱出していた。またCT検査では横行結腸の縦隔内への脱出も認めた。以上より,横行結腸嵌入を伴う upside down stomach を呈する食道裂孔ヘルニアと診断し腹腔鏡下手術を行った。食道裂孔より縦隔内の胃や横行結腸を腹腔内に還納したが虚血を疑う所見や狭窄所見は認めなかった。開大した食道裂孔を縫合閉鎖した後にメッシュを用いた食道裂孔の補強と floppy Nissen 法による噴門形成術を施行し,術後経過は良好であった。食道裂孔ヘルニアへの横行結腸嵌入はまれな病態であるが,狭窄・壊死・穿孔のため緊急手術の報告もあり早期に手術治療を行う必要があると考えられた。","PeriodicalId":337919,"journal":{"name":"Medical journal of Hiroshima Universtiy","volume":"54 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2014-12-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"125399109","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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2種のInterleukin-8(IL-8)好中球スーパーオキシドアニオン産生に及ぼす影響に関する研究 两种Interleukin-8(IL-8)中性粒细胞对超氧阴离子产生影响的研究
Medical journal of Hiroshima Universtiy Pub Date : 2014-10-17 DOI: 10.11501/3079841
N. Iida
{"title":"2種のInterleukin-8(IL-8)好中球スーパーオキシドアニオン産生に及ぼす影響に関する研究","authors":"N. Iida","doi":"10.11501/3079841","DOIUrl":"https://doi.org/10.11501/3079841","url":null,"abstract":"ヒト好中球スーパーオキシドアニオン(O2-)産生に及ぼすInterleukin-8(IL-8)の影響を検討した。IL-8には主に,72個のアミノ酸よりなる[IL-8]72および77個のアミノ酸よりなる[IL-8]77があり,両者の比較検討も行った。\u0000\u0000[IL-8]72,[IL-8]77共に1×10-8M以上の濃度で好中球O2-産生を直接誘導した。しかしその活性は他の好中球走化因子であるN-formyl-methionyl-leucyl-phenylalanine(FMLP)やC5aと比較して弱く,チトクロムC還元能測定法では検出困難であり,高感度なO2-測定法である2-methyl-6-phenyl-3,7-dihydroimidazo[1,2-a]pyrazin-3-one(CLA)依存性化学発光法で測定可能であった。[IL-8]72あるいは[IL-8]77による化学発光パターン(O2-産生パターンはFMLP,C5aによるそれに類似していたか,両IL-8のO2-産生量は細胞外Ca2+,Mg2+の有無に関係せず,FMLP,C5aとは異なっていた。両IL-8とも細胞内遊離Ca2+([Ca2+]i)を上昇させる作用を認めたが,その上昇はFMLPの場合に比べ少量,短時間であった。\u0000\u0000O2-産生誘導及び[Ca2+]iの上昇作用では[IL-8]77に比し[IL-8]72のほうが活性が強かった。[IL-8]72で充分刺激した後[IL-8]77で刺激をしても新たな反応は見られなかった。しかし,[IL-8]77で充分刺激した後[IL-8]72で刺激すると少量であるが新たな反応が見られた。これは両タイプIL-8の,好中球表面レセプター(IL-8R)に対する親和性の差を示唆していると思われる。\u0000\u0000好中球を1×10-10M以上の濃度のIL-8で37℃,10分間preincubationすると,その後のFMLPあるいはC5a刺激によるO2-産生量は増大された。両IL-8にはFMLPやC5a刺激による好中球酸素代謝に対しプライミング効果を持ち合わせていると思われた。この作用はこれまでの直接刺激作用と異なり,[IL-8]72,[IL-8]77共にほぼ同程度であった。\u0000\u0000以上より,[IL-8]72及び[IL-8]77は好中球に対し共にO2-産生誘導及び[Ca2+]i上昇といった直接作用を呈しうるが,その生物学的活性はin vitroでは[IL-8]72がより強力であった。\u0000\u0000また,FMLP,C5a刺激による好中球酸素代謝に対するプライミング作用も認められ,その作用は[IL-8]72,[IL-8]77共に同程度の活性を示すことが確認された。\u0000\u0000両IL-8は実際の炎症の場において,他の好中球走化因子と作用しあって,好中球機能を調節している可能性があると推測された。","PeriodicalId":337919,"journal":{"name":"Medical journal of Hiroshima Universtiy","volume":"11 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2014-10-17","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"128743537","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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進行性核上性麻痺における神経原線維変化および coiled body の出現意義 : 神経原線維変化および coiled body の ubiquitin 化に関する検討 进行性核上麻痹中神经原纤维变化和coiled body的出现意义:关于神经原纤维变化和coiled body的ubiquitin化的探讨
Medical journal of Hiroshima Universtiy Pub Date : 2005-08-28 DOI: 10.15027/37181
Chenghua Jin
{"title":"進行性核上性麻痺における神経原線維変化および coiled body の出現意義 : 神経原線維変化および coiled body の ubiquitin 化に関する検討","authors":"Chenghua Jin","doi":"10.15027/37181","DOIUrl":"https://doi.org/10.15027/37181","url":null,"abstract":"進行性核上性麻痔(progressivesupranuclear palsy: PSP)は変性病理所見として黒質,淡蒼球,視床,小脳歯状核,脳幹被蓋における神経細胞脱落,反応性gliosisを特徴とする進行性の変性疾患である。細胞内蛋白tauが異常リン酸化され,神経細胞内で神経原線維変化(neurofibrillary tangle: NFT)を,oligodendroglia内でcoiledbody (CB)を形成することが報告された。一方,ubiquitin (Ub)蛋白質は神経変性疾患においてATP依存性に変性蛋白を分解する重要な役割を果たしている。PSPにおいてNFT,CBが病変の形成にどのように関わっているかを明らかにするために,PSP三剖検脳を用いてNFT並びにCBを4つのstageに分類し,各stageの出現量を計測した後,PSPの変性病理所見と比較検討した。また,全NFT,CBに対するUb陽性NFT,CBの出現量(Ub陽性率)を算定した。その結果,NFTは神経細胞脱落と反応性gliosisと関係なく出現しているが,CBは神経細胞脱落と関連して出現が多いことが解った。神経細胞は脱落しているものの,細胞死を意味するstageN のNFT,CBは少なく3症例平均Ub陽性率もそれぞれ2.1%,2.7%と極めて低いことがわかった。以上よりPSPにおいてNFT,CBの形成は神経細胞脱落と反応性gliosisの中心的役割を担っていないと考えられた。","PeriodicalId":337919,"journal":{"name":"Medical journal of Hiroshima Universtiy","volume":"5 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2005-08-28","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"128005332","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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ラット脊髄後角におけるヒスタミンの作用について : 脊髄IR-DICスライスパッチクランプ法を用いて 关于组胺在大鼠脊髓后角的作用:用脊髓IR-DIC滑动钳夹法
Medical journal of Hiroshima Universtiy Pub Date : 2004-06-28 DOI: 10.15027/17752
Yoshiaki Ohishi
{"title":"ラット脊髄後角におけるヒスタミンの作用について : 脊髄IR-DICスライスパッチクランプ法を用いて","authors":"Yoshiaki Ohishi","doi":"10.15027/17752","DOIUrl":"https://doi.org/10.15027/17752","url":null,"abstract":"ヒスタミンならびにヒスタミンレセプターが脊髄後角に高濃度に存在することが明らかになっており,ヒスタミンが痛みの伝達に何らかの調節機構を有していると考えられている。そこでラット脊髄横断スライス標本を作製し,赤外線微分干渉型顕微鏡システムを併用したパッチクランプ法による電気生理学的手法を用いて脊髄後角第2層細胞(膠様質細胞)におけるヒスタミンの作用を検討した。保持電位を-70mVとすると,膠様質細胞からは自発性の興奮性シナプス後電流が観察された。さらに後根神経入力部に電気刺激を加えると誘発興奮性シナプス後電流が観察された。また保持電位を浅く0mVに保持すると,自発性の抑制性シナプス後電流が観察された。これらのシナプス後電流に対するヒスタミンの効果を電気生理学的に検討した。自発性興奮性シナプス後電流に対しては,頻度の相対変化率がヒスタミン投与後に122±39%となり,軽度の増加がみられたものの,統計学的に明らかな有意差はみられず,振幅の増大もみられなかった。ヒスタミンはH1受容体に結合し,protein kinase C(PKC)系に作用し,何らかの作用をおこすと考えられているため,PKC系の活性化剤であるphorbol 12,13-dibutyrate(PDBu)を投与したが,明らかな変化はみられなかった。後根神経入力部電気刺激による誘発興奮性シナプス後電流,ならびに自発性抑制性シナプス後電流においても頻度や振幅の明らかな変化はみられなかった。今回の電気生理学的な検討からは有意な変化をとらえることができず,脊髄後角膠様質細胞における電気活動に対してヒスタミンが顕著な作用を有する可能性は低いと考えられた。","PeriodicalId":337919,"journal":{"name":"Medical journal of Hiroshima Universtiy","volume":"284 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2004-06-28","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"114943120","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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ダウン症の長期追跡と療育支援の効果に関する研究 : 第1編 合併症,IQ,生活難易度に関する長期追跡 唐氏综合症的长期跟踪和治疗支持的效果研究:第1篇并发症,IQ,生活难度的长期跟踪
Medical journal of Hiroshima Universtiy Pub Date : 2003-12-28 DOI: 10.15027/17749
K. Yamane
{"title":"ダウン症の長期追跡と療育支援の効果に関する研究 : 第1編 合併症,IQ,生活難易度に関する長期追跡","authors":"K. Yamane","doi":"10.15027/17749","DOIUrl":"https://doi.org/10.15027/17749","url":null,"abstract":"ダウン症児の長期的な発達状況・社会適応について,広島市児童療育指導センターを受診した解析可能な98名について,後方視的に検討した。センターでの療育支援を受けていない1974年4月以前の出生例34名(I群),児童療育指導センターで療育支援が始まった1974年4月以降出生例43名(II群),1985年4月以降に出生し早期療育を受けた21名(III群)の3グループに分類した。知能指数(IQ)はいずれの群においても年齢とともに低下し,3歳時の言語理解は早期療育を実施したIII群で良好であった。18歳でのI群・II群のIQは重度域が多かった。18歳でのI群・II群の生活難易度は,軽度から中等度が多かったが,I群に比較し,II群のほうが有意に軽度であり,IQおよび,療育的支援の有無に関係していた。また,18歳時における合併症は,先天性心疾患・てんかんなど小児期特有のものに加え,肥満,糖尿病,引きこもり,統合失調症など,思春期,青年期に特徴的な合併症の出現が認められた。しかし,合併症の有無とIQおよび生活における難易度に関連は認められなかった。以上より,ダウン症のQOLの向上には小児期から成人期に到るまでの医療・教育・福祉の包括的な支援の構築の重要性が示唆された。","PeriodicalId":337919,"journal":{"name":"Medical journal of Hiroshima Universtiy","volume":"68 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2003-12-28","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"133288205","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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多列検出器型コンピュータ断層撮影(CT)装置を用いた非放射性キセノン肝血流動態検査 : らせん走査を用いた呼吸性移動補正の試み 使用多列检测器型计算机断层扫描(CT)装置的非放射性氙肝血流动态检查:尝试使用螺旋扫描进行呼吸性移动校正
Medical journal of Hiroshima Universtiy Pub Date : 2003-04-28 DOI: 10.15027/769
A. Tamura
{"title":"多列検出器型コンピュータ断層撮影(CT)装置を用いた非放射性キセノン肝血流動態検査 : らせん走査を用いた呼吸性移動補正の試み","authors":"A. Tamura","doi":"10.15027/769","DOIUrl":"https://doi.org/10.15027/769","url":null,"abstract":"コンピュータ断層撮影(CT)検査における非放射性キセノン血流動態検査(キセノンCT検査)は脳血流測定方法として古くから用いられている手法であり,躯幹部臓器への応用に関してもいくつかの報告が見られる。しかしキセノンCT検査では経時的に撮像を繰り返すため,肺や上腹部領域において,呼吸深度の差異に起因する臓器の位置の不一致が血液マップ作成上の問題点として指摘されている。本研究では多列検出器型CT装置(MDCT)のらせん走査を用いた呼吸性移動の補正を目的とし,ファントム実験による撮像条件の検討に引き続き,臨床例への応用と妥当性の検証を行った。ファントム実験では,MDCTにおける軸位撮像のCT値の変動は単検出器型CTによる軸位撮像と比較して大きかった。一方,らせん走査ではCTの変動は小さかったが,大きな寝台移動速度ではアーチファクトが著明であった。管電圧に関しては80kV と120kVでCT値の変動に有意な差は認められなかった。従って臨床応用では管電圧80kV,小さな寝台移動速度によるらせん走査を採用することとした。臨床応用では,7別に対してらせん走査による呼仮性移動の補正の有用性を検討した。全例において呼仮性移動が認められたが,いずれの症例についても,らせん走査により得られた再構成画像を使用することにより呼仮性移動の補正が可能であった。算出された肝血流マップ上の有効なピクセル数は,呼仮性移動の補正を用いることで補正のない場合と比較して1.1-46.0%増加し,特に肝辺縁部でのピクセル数の増加が著明であった。MDCTは高いCT値の再現性を有し,連続したデータ収集により呼吸性移動の補正が可能であることから,キセノンCT検査による肝局所血流測定法の有用性を向上する可能性が示唆された。","PeriodicalId":337919,"journal":{"name":"Medical journal of Hiroshima Universtiy","volume":"33 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2003-04-28","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"114513571","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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2-Amino-1-methyl-6-phenylimidazo[4,5-b]pyridine(PhIP)投与Donryuラットに誘発した拡張型心筋症 2- aminor1 -methyl-6-phenylimidazo[4,5-b]pyridine(PhIP)注射Donryu大鼠诱发的扩张型心肌病
Medical journal of Hiroshima Universtiy Pub Date : 2002-08-28 DOI: 10.15027/790
Y. Ishimura
{"title":"2-Amino-1-methyl-6-phenylimidazo[4,5-b]pyridine(PhIP)投与Donryuラットに誘発した拡張型心筋症","authors":"Y. Ishimura","doi":"10.15027/790","DOIUrl":"https://doi.org/10.15027/790","url":null,"abstract":"2-Amino-1-methyl-6-phenylimidazo[4,5-b]pyridine(PhIP)は加熱食品に由来するへテロサイクリックアミンであり, ラット大腸, 前立腺及び乳腺に対する強力な環境発癌物質の1つである。PhIPの75 mg/kg/dayを18週齢の雄Crj : Donryuラットに隔日10回強制経口投与した。52週の試験期間における死亡率が40%と, 対照群及び2-amino-3,8-dimethylimidazo[4,5-f]quinoxaline(MeIQx)群(20及び15%)に比べ高値を示した。この死亡例の75%が心肥大を示し, 拡張型心筋症の特徴を示していた。超微形態的に心筋細胞で筋原線維の減少, ミトコンドリア数の増加及び変性, 筋小胞体の拡張等が認められた。次に, PhIPの20,40及び75 mg/kg/dayを同様に投与し, 心臓の変化を経時的に検討した。試験期間中に40 mg/kg群の1例及び75 mg/kg群の4例が死亡し, 心臓重量は対照動物を含む生存例に比較して高値を示し, 心肥大を呈した。死亡例の75 mg/kg群の投与開始後4週から左心室の炎症性細胞浸潤, 心筋細胞の空胞化/壊死, 線維化が認められ, 投与開始後26週まで観察された。死亡例ではさらに心房内血栓形成や右心室拡張も認められた。40 mg/kg群では投与開始後4週に, 少数例で心筋細胞の空胞化がみられた。投与開始後26週以降に心筋細胞の変性/壊死, 炎症性細胞浸潤や線維化が認められた。超微形態的には筋原線維の減少, 筋小胞体の拡張, ミトコンドリア数の増加, 筋形質の腫脹が40 mg/kg以上の群で認められた。20 mg/kg群では4週後に, 炎症性細胞浸潤や心筋細胞の空胞化が少数例にみられた。投与開始4週後に投薬各群の血圧が一時的に有意な低値を示した。投与開始4週後にPhIP-DNA adductレベルの増加が用量依存的に認められたが, 投与開始13週後(75 mg/kg群)では低値を示した。以上から, PhIPの高用量投与によりDonryuラットにみられた心肥大を伴う死亡例の増加は, PhIPによる心筋障害に起因する拡張型心筋症に起因するものであり, その原因に心筋細胞におけるPhIP-DNA adductの形成が関与していると考えられた。","PeriodicalId":337919,"journal":{"name":"Medical journal of Hiroshima Universtiy","volume":"129 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2002-08-28","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"114676555","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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広島原爆被爆者における30年間のがん以外の死亡に関する研究, 1968-1997 广岛原子弹爆炸受害者30年非癌症死亡研究,1968-1997
Medical journal of Hiroshima Universtiy Pub Date : 2002-04-28 DOI: 10.15027/618
K. Kasagi
{"title":"広島原爆被爆者における30年間のがん以外の死亡に関する研究, 1968-1997","authors":"K. Kasagi","doi":"10.15027/618","DOIUrl":"https://doi.org/10.15027/618","url":null,"abstract":"放射線被曝は, がんの死亡や発症のリスクを有意に高めることが明らかにされているが, がん以外の疾患についてはいまだ定かではない。本研究では広島大学原爆放射能医学研究所に登録されている44,514人(男性17,935人, 女性26,579人, 被爆時の平均年齢22.8±15.7歳)の原爆被爆者を対象として1968年から1997年までの30年間に及ぶ死亡追跡調査に基づいて放射線被曝とがん以外の疾患との関連について検討した。がん以外の疾患は全死因のうち67%を占めている。がん以外の疾患のうち, 57.6%は循環器疾患による死因であり, 次いで呼吸器疾患16.1%, 消化器疾患8.8%の順であった。被爆者個人の被曝線量と死亡の関連をポアソン回帰分析にて解析し死亡の相対リスク(RR)を求めた。がん以外の疾患計でみると固形がんの線量反応よりは弱いが1Sv被曝でRR=1.06と有意であり, 特に1Sv以上の高被曝線量域から死亡リスクが高くなることが認められた。また男性に比べて女性の被爆者の方により強い線量反応がみられた。死因別にみると男女計では循環器疾患, 脳血管疾患, 泌尿器疾患で有意な放射線によるリスクが認められ, 肺炎では示唆的なリスクの増加であった。追跡年次別に検討すると前半15年間よりも後半15年間のほうが線量反応は高くなる傾向があった。追跡年次別パターンを被爆時年齢別に検討すると固形がんの相対リスクは追跡年次とともに低下傾向がみられる一方でがん以外の疾患の相対リスクは増加する傾向が認められた。特に若年被爆者においてその傾向は顕著であった。本結果から, がん以外の疾患の死亡においても有意な放射線によるリスクが認められ, 被爆者に占める若年被爆者の割合が増加していくにつれて更に放射線リスクが増加していく可能性が示唆された。","PeriodicalId":337919,"journal":{"name":"Medical journal of Hiroshima Universtiy","volume":"39 3 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2002-04-28","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"131330127","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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放射線誘発マウス肝癌におけるInsulin-like growth factor binding protein-related protein-1(IGFBP-rP1)の発現低下 放射线诱发小鼠肝癌中Insulin-like growth factor binding protein-related protein-1(IGFBP-rP1)的表达降低
Medical journal of Hiroshima Universtiy Pub Date : 2002-04-28 DOI: 10.15027/617
J. Teishima
{"title":"放射線誘発マウス肝癌におけるInsulin-like growth factor binding protein-related protein-1(IGFBP-rP1)の発現低下","authors":"J. Teishima","doi":"10.15027/617","DOIUrl":"https://doi.org/10.15027/617","url":null,"abstract":"Insulin-like growth factor binding protein related protein-1(以下IGFBP-rP1)は, IGFBPファミリーに属する遺伝子で, IGFとの結合を介したIGF依存性の作用の他に, IGF非依存性の多岐にわたる作用経路の存在が示唆されている。IGFBP-rP1は乳癌や前立腺癌などの悪性腫瘍において発現の低下が認められており, 前立腺癌や骨肉腫の細胞株に導入することにより増殖抑制効果がみられることからtumor suppressor geneの可能性が示唆されている。本研究では, 肝癌の発生, 増殖におけるIGFBP-rP1の役割を明らかにするため, 放射線誘発マウス肝癌とその培養系細胞株を用いてIGFBP-rP1の発現とその機能について解析した。まずB6C3F1マウスの正常肝組織と肝癌組織におけるIGFBP-rP1の発現をノーザンブロット法で比較したところ, 肝癌組織では正常肝に比しIGFBP-rP1の発現の低下がみられた。また, 培養系細胞株では足場非依存性増殖能の強い細胞株においてIGFBP-rP1の発現低下が著明であった。そこでマウス正常肝より作製したcDNA libraryからIGFBP-rP1遺伝子をクローニングし, 発現ベクターを用いて肝癌細胞株へ導入し, その増殖能への影響について検討した。その結果, IGFBP-rP1を導入した細胞株では倍加時間の延長と細胞増殖能の低下が観察され, 同時に足場非依存性増殖能の著明な低下を認めた。さらにこの導入細胞を同系マウスに移植しその増殖能を検討したところ, 導入細胞の腫瘍形成能の低下を認めた。またヒト肝癌についてもノーザンブロット解析において, IGFBP-rP1の発現低下を認めた。これらの結果より, IGFBP-rP1の発現低下が肝癌の発生, 増殖に関与している可能性が示唆された。","PeriodicalId":337919,"journal":{"name":"Medical journal of Hiroshima Universtiy","volume":"22 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2002-04-28","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"122513753","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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