Changes in density of human body and its fat content with special references to age.

H. Hachisuka, Isamu Mizuno, S. Yamaoka, Hisato Yoshimura
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引用次数: 3

Abstract

筆者らの考案した成人用ならびに幼少年用の水中体重ならびに肺残気量の測定要領に従い, 7才から22才にわたる幼, 少, 青年を対象として測定を行ない, Dobelnの式を用いて人体密度を, さらにKeysの式を用いて体脂肪含有率を推算し, 年令別の発育推移を観察して次の結果を得た。(1) 人体密度は幼年期に低く, 身体の発育にともなって増大し, 16, 7才ごろに最高となり, 以後ほぼ一定ないしは僅かに低下の傾向を示した。(2) Keysらの式で算出した体脂肪量 (体重に対する%) は人体密度と逆比例の関係にあって, 16才ごろまでは発育にともなって減少し, それ以後は増大する。しかし年令とともに体重が増大するために, 体脂肪総量としては徐々に増大し, 16才を過ぎると増加が大きくなる。(3) 以上の結果から16, 7才ごろまでの体重の増大は除脂肪体重すなわち体実質の増加であり, それ以後は除脂肪体重とともに体脂肪量の増加をともなっている。(4) Rohler指数の高いもののうちには筋肉太りのものがいるために, これと体脂肪含有率 (人体密度) との相関は+0.4 (-0.4) の程度であって, 脂肪太りの判定にはRohler指数のみでは十分ではない。また体脂肪量と皮下脂肪厚の相関は0.5-0.6程度で部位によって異なり, ウエスト側腹および大腿部では0.60以上の相関がみられた。
人体密度和脂肪含量的变化,特别与年龄有关。
根据笔者设计的成人用及少年用水中体重及肺残气量测定要领,以7 ~ 22岁的幼、少、青年为对象进行测定,用Dobeln公式得出人体密度。进一步利用Keys公式推算体脂肪含量,观察不同年龄层的发育变化,得出以下结果。(1)人体密度在幼年时期较低,随着身体的发育而增大,16、7岁左右达到最高,以后大致呈一定或略微下降的趋势。用Keys等人的公式算出的体脂肪量(相对于体重的%)与人体密度成反比例关系,16岁之前随着发育而减少,之后增大。但是随着年龄的增长,体重也会增大,所以体脂肪总量会逐渐增大,过了16岁增加幅度就会增大。(3)从以上结果到16、7岁左右体重的增大是除脂体重,即身体实质的增加,此后除脂体重的同时伴随着体脂肪量的增加。Rohler指数高的物体中有肌肉胖的物体,因此与体脂肪含量(人体密度)的相关程度为+0.4 (-0.4),在脂肪过多的判断上,仅靠Rohler指数是不够的。体脂肪量和皮下脂肪厚度的相关程度为0.5-0.6,根据部位不同而不同,腰侧腹和大腿部的相关程度为0.60以上。
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