Nutritive value of leaf proteins of Japanese radish

T. Yasui, H. Karino, Toshiko Natsuume
{"title":"Nutritive value of leaf proteins of Japanese radish","authors":"T. Yasui, H. Karino, Toshiko Natsuume","doi":"10.4327/JSNFS1949.30.209","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"1) 大根凍結乾燥葉は粗たん白質31.9%, 純たん白質24.0%, 全糖15.0%を含有し, 全糖の約50%は80%熱エタノール溶性の糖類であった。その構成糖類はシュークロース: フラクトース: グルコース=1: 6: 6よりなっている。2) 成熟ラットによる凍結乾燥葉の粗たん白質と純たん白質の真の消化率はそれぞれ平均79.7%, 73.0%であった。また粗たん白質6%レベルでのたん白質の生物価は62であった。3) 成熟ラットによる前処理葉の摂取量はかなり低下した。そのたん白質の真の消化率は平均79.5%で, 凍結乾燥葉のそれにくらべて, 前処理操作でかなりの向上が見られた。またたん白質7%レベルでのたん白質の生物価は81であった。4) 成熟ラットによる単離たん白質 (0.3% NaOH性60%熱エタノール溶液で抽出し, 単離精製した標品) の摂取量もかなり低下した。そのたん白質の真の消化率は平均57%で著しく低下した。その6%レベルでのたん白質の生物価も42と著しく低下した。0.2% L-メチオニンの補足で摂取量はかなり回復し, たん白質の消化率は平均61%で変わらなかったが, 生物価は平均83で前処理葉たん白質のそれと同程度まで著しい回復, 上昇があった。5) 単離精製したたん白質の人工消化率は大根凍結乾燥葉のそれと等しいか, より良い結果を示した。これらのことからラットによる消化率低下の原因について若干論及した。","PeriodicalId":86661,"journal":{"name":"[Eiyo to shokuryo] Journal of the Japanese Society of Food and Nutrition","volume":"22 1","pages":"209-214"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1977-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"[Eiyo to shokuryo] Journal of the Japanese Society of Food and Nutrition","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.4327/JSNFS1949.30.209","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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Abstract

1) 大根凍結乾燥葉は粗たん白質31.9%, 純たん白質24.0%, 全糖15.0%を含有し, 全糖の約50%は80%熱エタノール溶性の糖類であった。その構成糖類はシュークロース: フラクトース: グルコース=1: 6: 6よりなっている。2) 成熟ラットによる凍結乾燥葉の粗たん白質と純たん白質の真の消化率はそれぞれ平均79.7%, 73.0%であった。また粗たん白質6%レベルでのたん白質の生物価は62であった。3) 成熟ラットによる前処理葉の摂取量はかなり低下した。そのたん白質の真の消化率は平均79.5%で, 凍結乾燥葉のそれにくらべて, 前処理操作でかなりの向上が見られた。またたん白質7%レベルでのたん白質の生物価は81であった。4) 成熟ラットによる単離たん白質 (0.3% NaOH性60%熱エタノール溶液で抽出し, 単離精製した標品) の摂取量もかなり低下した。そのたん白質の真の消化率は平均57%で著しく低下した。その6%レベルでのたん白質の生物価も42と著しく低下した。0.2% L-メチオニンの補足で摂取量はかなり回復し, たん白質の消化率は平均61%で変わらなかったが, 生物価は平均83で前処理葉たん白質のそれと同程度まで著しい回復, 上昇があった。5) 単離精製したたん白質の人工消化率は大根凍結乾燥葉のそれと等しいか, より良い結果を示した。これらのことからラットによる消化率低下の原因について若干論及した。
萝卜叶蛋白的营养价值
萝卜冻干叶含有粗粗白质31.9%,纯白质24.0%,全糖15.0%,约50%的全糖是80%热乙醇溶性糖类。其构成糖类由鞋面糖:半乳糖:葡萄糖=1∶6∶6组成。2)成熟白鼠对冻干叶粗白质和纯白质的真正消化率平均分别为79.7%和73.0%。另外,粗白质6%水平的粗白质生物价为62。3)成熟老鼠的预处理叶摄取量大大降低。其白质的平均真正消化率为79.5%,与冻干叶相比,预处理操作有了很大的提高。另外,在7%的白质水平上,白质的生物价值为81。4)成熟大鼠对分离碳白质(用0.3% NaOH性60%热乙醇溶液提取,分离精制而成的标品)的摄取量也大幅降低。那个白色质的真正消化率平均57%显著地降低了。其6%水平的碳质的生物价值也显著降低到42。通过补充0.2% L-蛋氨酸,摄取量得到了很大的恢复,粗白质的消化率平均为61%,没有变化,而生物价平均为83,与前处理叶粗白质的消化率相当,有显著的恢复和上升。5)分离精制的白质的人工消化率与萝卜冻干叶的结果相等或更好。由此论及了小白鼠消化率低下的原因。
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