Yasuyuki Masubuchi, T. Hagiwara, Youichi Ikegaya, S. Kawata, N. Yonezawa
{"title":"由环醚与六氟环氧丙烷反应引发的环醚聚合。","authors":"Yasuyuki Masubuchi, T. Hagiwara, Youichi Ikegaya, S. Kawata, N. Yonezawa","doi":"10.1246/NIKKASHI.2002.365","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"フッ素含有率の高いヘキサフルオロプロピレンオキシド(HFPO)と環状エーテルとの反応による重合について検討を行った.モノマーとして六員環エーテルであるテトラヒドロピラン(THP)を用いたときには,重合体は得られなかった.四員環エーテルであるオキセタン,および三員環エーテルであるプロピレンオキシド(PO)をモノマーとして用いたときに重合生成物が得られた. モノマーとしてオキセタンを用いたときに,最も高分子量の重合体を得ることができ,その数平均分子量は4.8 × 103であった.これは,オキセタンの開環重合反応性が,環状エーテルの中で最も高いためであると考えられる. モノマーとしてプロピレンオキシド(PO)を用いたときに得られる重合生成物は,他の環状エーテルをモノマーとしたときに得られる重合生成物とは異なる構造であった.これは,POが他の環状モノマーに比べてかさ高いこと,およびPOの環の開裂の方向がα,βの双方で起るためであると考えられる.","PeriodicalId":19311,"journal":{"name":"Nippon Kagaku Kaishi","volume":"33 1","pages":"365-369"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2002-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"2","resultStr":"{\"title\":\"Polymerization of Cyclic Ethers Initiated by the Reaction of Cyclic Ether with Hexafluoropropylene Oxide.\",\"authors\":\"Yasuyuki Masubuchi, T. Hagiwara, Youichi Ikegaya, S. Kawata, N. Yonezawa\",\"doi\":\"10.1246/NIKKASHI.2002.365\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"フッ素含有率の高いヘキサフルオロプロピレンオキシド(HFPO)と環状エーテルとの反応による重合について検討を行った.モノマーとして六員環エーテルであるテトラヒドロピラン(THP)を用いたときには,重合体は得られなかった.四員環エーテルであるオキセタン,および三員環エーテルであるプロピレンオキシド(PO)をモノマーとして用いたときに重合生成物が得られた. モノマーとしてオキセタンを用いたときに,最も高分子量の重合体を得ることができ,その数平均分子量は4.8 × 103であった.これは,オキセタンの開環重合反応性が,環状エーテルの中で最も高いためであると考えられる. モノマーとしてプロピレンオキシド(PO)を用いたときに得られる重合生成物は,他の環状エーテルをモノマーとしたときに得られる重合生成物とは異なる構造であった.これは,POが他の環状モノマーに比べてかさ高いこと,およびPOの環の開裂の方向がα,βの双方で起るためであると考えられる.\",\"PeriodicalId\":19311,\"journal\":{\"name\":\"Nippon Kagaku Kaishi\",\"volume\":\"33 1\",\"pages\":\"365-369\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2002-01-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"2\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Nippon Kagaku Kaishi\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI.2002.365\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Nippon Kagaku Kaishi","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI.2002.365","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}