K. Akagawa
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{"title":"两种表型不同的巨噬细胞,CD1+树突状细胞和TRAP+破骨细胞样多核巨细胞的产生","authors":"K. Akagawa","doi":"10.3314/JJMM.38.209","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"ヒト単球をGM-CSFまたはM-CSF存在下に培養すると,形態,表面マーカー,機能(貪食能,活性酸素産生能,抗原呈示能,HIV感染感受性など)の異なる2種類のマクロファージ(Mφ)に分化すること,GM-CSFで分化誘導したMφは,ヒトの肺胞Mφに似ていることが知られた.またCSFによるヒト単球のMφへの分化はIL-4により修飾され,GM-CSFとIL-4によりCD1陽性の樹状細胞(DC)に,またM-CSFとIL-4によりTRAP陽性の破骨細胞様多核巨細胞(MGC)への分化が誘導されることが知られた.単球由来DCは,既にGM-CSFによりMφへ変換する能力は有していないが,M-CSFのレセプターであるc-fmsを有しM-CSFに反応してMφに分化可能である.しかしTNF-αで処理することによりc-fmsの発現が抑制されM-CSFによるMφへの分化能を失うことが知られた.また単球由来MGCの形成には内在性のIL-1とIL-6が重要な役割を果たしており,CD4/HLA-DR,LFA-1/ICAM-1及びCD14とそのリガンドの相互作用が必要なことが示唆された.","PeriodicalId":19301,"journal":{"name":"Nippon Ishinkin Gakkai Zasshi","volume":"19 5 1","pages":"209-214"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1997-07-30","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"4","resultStr":"{\"title\":\"Generation of Two Phenotypically Distinct Types of Macrophages, CD1+ Dendritic Cells and TRAP+ Osteoclast-like Multi-nucleated Giant Cells from Human Monocytes\",\"authors\":\"K. Akagawa\",\"doi\":\"10.3314/JJMM.38.209\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"ヒト単球をGM-CSFまたはM-CSF存在下に培養すると,形態,表面マーカー,機能(貪食能,活性酸素産生能,抗原呈示能,HIV感染感受性など)の異なる2種類のマクロファージ(Mφ)に分化すること,GM-CSFで分化誘導したMφは,ヒトの肺胞Mφに似ていることが知られた.またCSFによるヒト単球のMφへの分化はIL-4により修飾され,GM-CSFとIL-4によりCD1陽性の樹状細胞(DC)に,またM-CSFとIL-4によりTRAP陽性の破骨細胞様多核巨細胞(MGC)への分化が誘導されることが知られた.単球由来DCは,既にGM-CSFによりMφへ変換する能力は有していないが,M-CSFのレセプターであるc-fmsを有しM-CSFに反応してMφに分化可能である.しかしTNF-αで処理することによりc-fmsの発現が抑制されM-CSFによるMφへの分化能を失うことが知られた.また単球由来MGCの形成には内在性のIL-1とIL-6が重要な役割を果たしており,CD4/HLA-DR,LFA-1/ICAM-1及びCD14とそのリガンドの相互作用が必要なことが示唆された.\",\"PeriodicalId\":19301,\"journal\":{\"name\":\"Nippon Ishinkin Gakkai Zasshi\",\"volume\":\"19 5 1\",\"pages\":\"209-214\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"1997-07-30\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"4\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Nippon Ishinkin Gakkai Zasshi\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.3314/JJMM.38.209\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Nippon Ishinkin Gakkai Zasshi","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.3314/JJMM.38.209","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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Generation of Two Phenotypically Distinct Types of Macrophages, CD1+ Dendritic Cells and TRAP+ Osteoclast-like Multi-nucleated Giant Cells from Human Monocytes
ヒト単球をGM-CSFまたはM-CSF存在下に培養すると,形態,表面マーカー,機能(貪食能,活性酸素産生能,抗原呈示能,HIV感染感受性など)の異なる2種類のマクロファージ(Mφ)に分化すること,GM-CSFで分化誘導したMφは,ヒトの肺胞Mφに似ていることが知られた.またCSFによるヒト単球のMφへの分化はIL-4により修飾され,GM-CSFとIL-4によりCD1陽性の樹状細胞(DC)に,またM-CSFとIL-4によりTRAP陽性の破骨細胞様多核巨細胞(MGC)への分化が誘導されることが知られた.単球由来DCは,既にGM-CSFによりMφへ変換する能力は有していないが,M-CSFのレセプターであるc-fmsを有しM-CSFに反応してMφに分化可能である.しかしTNF-αで処理することによりc-fmsの発現が抑制されM-CSFによるMφへの分化能を失うことが知られた.また単球由来MGCの形成には内在性のIL-1とIL-6が重要な役割を果たしており,CD4/HLA-DR,LFA-1/ICAM-1及びCD14とそのリガンドの相互作用が必要なことが示唆された.