{"title":"热湿处理淀粉对胰α-淀粉酶的敏感性及热湿处理下抗性淀粉的形成","authors":"Tsuneo Kobayashi","doi":"10.5458/JAG1972.40.285","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"バレイショ澱粉に120℃,60分の湿熱処理を1回および2回行った試料(1と皿),およびハイアミロース・コーンスターチに134℃,70分の処理を2回および4回行った試料(III とIV)の4種の湿熱澱粉試料について,ブタ膵臓α-アミラーゼによる糊化澱粉の分解限度を求め,また抵抗性澱粉(RS)の生成量を測定した.α-アミラーゼによる分解限度は未処理バレイショ澱粉の分解率を100とした相対値で示すと,I~Nについてそれぞれ82,78,48,46で,湿熱処理の強度にしたがって順次減少した.RS生成量は試料I~IV について,それぞれ原澱粉量の1.4,2.4,44.0,53,7%で,処理の強度にしたがって増加した.α-アミラーゼによる分解率とRS生成量はほぼ逆比例の関係にあった.III,IV に対するRS定量値は従来の報告に比してかなり高く,従来の定量法では用いた酵素によって本来のRSのかなりの部分が分解されていることを示した.よってRSの研究には膵臓α-アミラーゼのみを用いるべきであることが主張された.さらに湿熱処理澱粉について示差走査熱量測定を行い,吸熱温度の上昇または降下と吸熱量の減少を認めた.また顕微鏡による観察で,湿熱処理による澱粉粒の崩壊と融合が認められた. DSC分析をしていただいた東京農工大学農学部高橋幸資助教授に深謝する.","PeriodicalId":17372,"journal":{"name":"Journal of the Japanese Society of Starch Science","volume":"94 1","pages":"285-290"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1993-08-31","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"14","resultStr":"{\"title\":\"Susceptibility of Heat-Moisture-Treated Starches to Pancreatic α-Amylase, and the Formation of Resistant Starch by Heat-Moisture Treatment\",\"authors\":\"Tsuneo Kobayashi\",\"doi\":\"10.5458/JAG1972.40.285\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"バレイショ澱粉に120℃,60分の湿熱処理を1回および2回行った試料(1と皿),およびハイアミロース・コーンスターチに134℃,70分の処理を2回および4回行った試料(III とIV)の4種の湿熱澱粉試料について,ブタ膵臓α-アミラーゼによる糊化澱粉の分解限度を求め,また抵抗性澱粉(RS)の生成量を測定した.α-アミラーゼによる分解限度は未処理バレイショ澱粉の分解率を100とした相対値で示すと,I~Nについてそれぞれ82,78,48,46で,湿熱処理の強度にしたがって順次減少した.RS生成量は試料I~IV について,それぞれ原澱粉量の1.4,2.4,44.0,53,7%で,処理の強度にしたがって増加した.α-アミラーゼによる分解率とRS生成量はほぼ逆比例の関係にあった.III,IV に対するRS定量値は従来の報告に比してかなり高く,従来の定量法では用いた酵素によって本来のRSのかなりの部分が分解されていることを示した.よってRSの研究には膵臓α-アミラーゼのみを用いるべきであることが主張された.さらに湿熱処理澱粉について示差走査熱量測定を行い,吸熱温度の上昇または降下と吸熱量の減少を認めた.また顕微鏡による観察で,湿熱処理による澱粉粒の崩壊と融合が認められた. DSC分析をしていただいた東京農工大学農学部高橋幸資助教授に深謝する.\",\"PeriodicalId\":17372,\"journal\":{\"name\":\"Journal of the Japanese Society of Starch Science\",\"volume\":\"94 1\",\"pages\":\"285-290\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"1993-08-31\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"14\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Journal of the Japanese Society of Starch Science\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.5458/JAG1972.40.285\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of the Japanese Society of Starch Science","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.5458/JAG1972.40.285","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}