Miyako Sinji, Hiroyuki Morita, M. Matsuda, K. Tsushita
{"title":"在我院引入预存自体采血途径的好处","authors":"Miyako Sinji, Hiroyuki Morita, M. Matsuda, K. Tsushita","doi":"10.3925/jjtc1958.51.409","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"自己血輸血が同種血輸血による合併症の多くを 回避することは論を待たない.待機的手術の場合 には,輸血による合併症を最小限にする手段とし て貯血式自己血輸血の実施を考慮すべきである. しかし,貯血式自己血の採血,貯血行程は複雑で あるため,知識と技術の必要性に加え,人手と時 間がかかるなど,業務が煩わしく敬遠されやすい という欠点がある.この問題を克服する手段と して,自己血採血,貯血法をクリニカルパスにす ることが有効であると考え,厚生省の「自己血輸 血:採血および保管管理マニュアル」に示された 手順を基本的な方法として, 「自己血採血パス」を 作成した. 今回,我々は,自己血輸血の推進を目的として, 「自己血採血パス」を紹介すると共に,その内容と 活用方法,及びパス導入後の効果について報告す る. 病院の概要 当院は許可病床数 683 床,外来患者数 1,700 人 日,手術件数 7,500 件 年,赤血球製剤使用数 7,500 単位 年,凍結血漿使用数 4,500 単位 年の救命救 原 著","PeriodicalId":86521,"journal":{"name":"Nihon Yuketsu Gakkai zasshi = Journal of the Japan Society of Blood Transfusion","volume":"51 1","pages":"409-417"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2005-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"BENEFITS OF INTRODUCING PREDEPOSIT AUTOLOGOUS BLOOD COLLECTION PATHWAY IN OUR HOSPITAL\",\"authors\":\"Miyako Sinji, Hiroyuki Morita, M. Matsuda, K. Tsushita\",\"doi\":\"10.3925/jjtc1958.51.409\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"自己血輸血が同種血輸血による合併症の多くを 回避することは論を待たない.待機的手術の場合 には,輸血による合併症を最小限にする手段とし て貯血式自己血輸血の実施を考慮すべきである. しかし,貯血式自己血の採血,貯血行程は複雑で あるため,知識と技術の必要性に加え,人手と時 間がかかるなど,業務が煩わしく敬遠されやすい という欠点がある.この問題を克服する手段と して,自己血採血,貯血法をクリニカルパスにす ることが有効であると考え,厚生省の「自己血輸 血:採血および保管管理マニュアル」に示された 手順を基本的な方法として, 「自己血採血パス」を 作成した. 今回,我々は,自己血輸血の推進を目的として, 「自己血採血パス」を紹介すると共に,その内容と 活用方法,及びパス導入後の効果について報告す る. 病院の概要 当院は許可病床数 683 床,外来患者数 1,700 人 日,手術件数 7,500 件 年,赤血球製剤使用数 7,500 単位 年,凍結血漿使用数 4,500 単位 年の救命救 原 著\",\"PeriodicalId\":86521,\"journal\":{\"name\":\"Nihon Yuketsu Gakkai zasshi = Journal of the Japan Society of Blood Transfusion\",\"volume\":\"51 1\",\"pages\":\"409-417\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2005-01-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Nihon Yuketsu Gakkai zasshi = Journal of the Japan Society of Blood Transfusion\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.3925/jjtc1958.51.409\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Nihon Yuketsu Gakkai zasshi = Journal of the Japan Society of Blood Transfusion","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.3925/jjtc1958.51.409","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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BENEFITS OF INTRODUCING PREDEPOSIT AUTOLOGOUS BLOOD COLLECTION PATHWAY IN OUR HOSPITAL
自己血輸血が同種血輸血による合併症の多くを 回避することは論を待たない.待機的手術の場合 には,輸血による合併症を最小限にする手段とし て貯血式自己血輸血の実施を考慮すべきである. しかし,貯血式自己血の採血,貯血行程は複雑で あるため,知識と技術の必要性に加え,人手と時 間がかかるなど,業務が煩わしく敬遠されやすい という欠点がある.この問題を克服する手段と して,自己血採血,貯血法をクリニカルパスにす ることが有効であると考え,厚生省の「自己血輸 血:採血および保管管理マニュアル」に示された 手順を基本的な方法として, 「自己血採血パス」を 作成した. 今回,我々は,自己血輸血の推進を目的として, 「自己血採血パス」を紹介すると共に,その内容と 活用方法,及びパス導入後の効果について報告す る. 病院の概要 当院は許可病床数 683 床,外来患者数 1,700 人 日,手術件数 7,500 件 年,赤血球製剤使用数 7,500 単位 年,凍結血漿使用数 4,500 単位 年の救命救 原 著