A. Miyamoto
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Evolving Society and Academy in Computational Chemistry and Expectations for Younger Generations
1945年8月15日の終戦を経て,1947年5月3日に,新 しい日本国憲法が施行されたが,それが自分の誕生日で もある.ベビーブーム (団塊 )世代であるので,憲法だけ でなく,様々な面で新しい制度とともに歩んだ.中学卒 業後に5年間学んだ国立鈴鹿工業高等専門学校もその一 つであった.5年間の一貫教育で,大学の工学部卒業レ ベルに到達させるべく,先生方もとても意欲的で,数学, 英語,ドイツ語,化学,物理,卒業研究などの教育を受 けたことは振り返ってみると貴重な体験であった. 鈴鹿高専での学習を通して,もっと深く勉強してみた いという気持ちをもっていた時に,東北大学工学部が編 入生を受け入れるという情報を得て,5年生の1月の編 入学試験を受け,高専から編入学1期生として東北大学 工学部3年生で学ぶ機会を得た.当時は何処の大学でも 学園紛争が盛んで,東北大学でも3年生の前期には,か なりの時間がストライキ,学生討論などが行われ,大学 に来たことを実感することになった.その中で語られる 様々な内容に興味をもち,歴史,経済,心理学,哲学, 数学,量子力学,相対性理論など社会の基礎,科学の基 礎をもっと深く勉強する機会を得たことは幸せなことで あった.研究室配属は,高専での経験もあり,触媒を専 門とされる荻野研究室を志望した.「液体金属の触媒作 用」という全く新しい研究テーマを頂き,主体的に,研 究手法,解析手法,実験装置の製作を行い,金属系,物 理系,東工大,北大,名大などの研究者,学生と交流し