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APSチームによる支援 痛みと吐き気を抑えて術後早期のDREAM達成を支援
術後回復を阻害する因子として, 痛み・不動・消化管機能不全の3つが指摘されている. また, 患者が術後早期に飲み始めること (DRinking), 食べ始めること (EAting), 動き始めること (Mobilizing) が術後の在院日数の短縮に関与することが示されている. つまり, 術後早期にDREAMを達成することが術後早期回復につながる. 術後疼痛や術後悪心嘔吐 (Post operative nausea and vomiting:PONV) は術後早期のDREAM達成を阻害する最たるものである. それらのマネジメントにおいて, 重要な役割を担うのがAPS (Acute pain service) チームであり, APSチームなくして, 十分な術後早期のDREAM達成は困難であると言っても過言ではない. 令和4年度の診療報酬改訂において「術後疼痛管理チーム加算」が新設された. これは, 本邦の周術期管理において画期的な行政の支援策であり, 以降, APSチームを設置する施設が増加した. 本稿では, APSチームに関する概論を踏まえ, 如何にしてAPSチームが術後疼痛やPONVをマネジメントすべきかを最新の見識を含めて概説する.