吸水海绵干燥速率方程中速率参数的确定

K. Kubota, Reiko Hirota, Kan-ich Suzuki, H. Hosaka
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摘要

在之前的报告1)中,报告了基于壳状干燥模型的干燥速度式的设定及速度参数的计算方法。本报将含水海绵作为假想食品进行了干燥实验,并计算出了速度参数。含水海绵不进行表面收缩,而是进行壳状干燥,是一种便于研究已报的各种干燥速度式的简单模型。对球、长圆柱以及无限平板状样品进行了研究,得出如下结论。(1)根据分别假设气体边界膜和干燥壳状部扩散律速而诱导的积分形1)求出的速度参数hm (cm3-void/cm2·min)和km使用(cm -void/cm·min)的计算结果不满足样品重量ω(g)对干燥时间θ(min)的关系得到的实验数据。这是因为速度参数的相关性,需要同时使用非线性最小二乘法进行计算。(2)本研究使用的含水海绵在细孔径大、长圆柱体和无限平板状样品中,未干核因水的凝聚力而分别形成椭圆体和圆盘体;没有得到满足壳状干燥模型的实验数据。对于这种样品,需要对球状进行实验。(3)对于球状样品,得到了很好地满足实验数据的速度参数hm和km。与以往关系式求出的各种推算值进行了比较讨论。为了得到理论上更有意义的速度参数,并与以往的数值进行比较研究,需要进行测定未干燥核温度变化的实验等。用本研究中所示的方法得到的干燥速度公式,在速度参数的意义没有被阐明之前是半理论公式,但是对于当前的各种干燥装置的设计等进行了简单的处理,是很有用的。
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
Determinations of Rate Parameters in Drying-rate Equations of Water-absorbing Sponges
既報1)において,殻状乾燥モデルに基づく乾燥速度式の設定および速度パラメータの算出方法について報告した。本報では,含水スポンジを仮想食品として考えて,乾燥実験を行ない,速度パラメータの算出をした。含水スポンジは,表面収縮をしなく殻状乾燥をするので,既報の各種の乾燥速度式を検討するのに都合のよい簡単なモデル体である。球,長い円柱および無限平板状の試料について検討した結果,つぎに示すような結論が得られた。 (1) ガス境膜および乾燥殻状部拡散律速をそれぞれ仮定して誘導された積分形1)から求められた速度パラメータhm (cm3-void/cm2・min)およびkm (cm3-void/cm・min)を用いた計算結果は,試料の重さω(g)対乾燥時間θ(min)の関係で得られた実験データを満足しなかった。この原因は,速度パラメータの相関性によるものであり,非線形最小二乗法を用いた同時計算が必要であることが分った。 (2) 本研究で使用した含水スポンジは,細孔径が大きく,長い円柱および無限平板状の試料においては,未乾燥核が水の凝集力によりそれぞれ楕円体および円盤体となり,殻状乾燥モデルを満足する実験データが得られなかった。このような試料の場合に対しては,球状についての実験が必要であることが分った。 (3) 球状の試料については,実験データをよく満足する速度パラメータhmおよびkmが得られた。従来の関係式から求められる各種の推算値と比較検討を行なった。理論的により意味のある速度パラメータを得て従来の値と比較検討をしていくためには,未乾燥核の温度変化を測定する実験などを行なっていくことが必要である。 本研究で示した方法で得られる乾燥速度式は,速度パラメータの意味が究明されていかない限り半理論式的なものであるが,当面する各種の乾燥装置の設計などに対しては簡単な取り扱いをしており有用なものである。
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