“迈向可持续发展社会”迈向“100%可持续材料”的目标

Masahiro Hojo, Yasuomi Fukushima, Takayuki Sato, Norie Watanabe, Yoichi Ozawa
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摘要

不仅是环境问题,在能源、资源、生物多样性等各种各样的情况下,“地球的有限性”越来越明显,而世界人口的增加今后也将持续,2050据联合国报告预测,每年将达到90亿人。在这种环境下,为了实现人类的持续繁荣,即所谓的可持续发展社会,人口增加、经济发展、资源消耗和环境的负担根据联合国环境规划署(UNEP)提出的“解耦”概念(图1)进行行动是非常重要的。以汽车为中心的移动相关领域不仅对环境,对能源、资源消耗、CO2排放等经济影响也非常大。据预测,汽车保有量将增至目前的2倍以上,达到23亿部,由此带来的轮胎需求也将可想而知。在这样的环境下,业务规模和轮胎对产品阶段的影响巨大。认识到落后,近年来各轮胎公司为实现社会的可持续发展而努力。本公司也根据上述“脱钩”概念,在2012年制定了展望2050年的环境长期目标(图2),其中目标是本集团的业务和商品生活。在整个周期中,与地球的自净能力和抚养能力相平衡,为实现可持续发展社会做出贡献的业务运营将成为可能。为此,我们应该在整个业务活动中努力实现生物多样性的零浪费。推进“自然共生社会的实现”,更有效、可持续地使用有限的地球资源的“循环型社会的果实”
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
“Towards A Sustainable Society” Approaches to the Goal of Achieving “100% Sustainable Materials”
環境問題に留まらずエネルギー,資源,生物の多様性な ど様々な局面において「地球の有限性」が明らかになりつ つある一方で,世界人口の増加はこれからも続き,2050 年には90億人に達する予測が国連より報告されている. このような環境下で人類が持続的に繁栄できる,いわゆる サステナブル社会を目指すためには,人口増加や経済発展 と,資源消費や環境への負荷 との因果関係(比例関係) を切り離す「デカップリング」という国連環境計画 (UNEP)が提唱する概念(図1)に基づいた行動が重要 となる. 自動車を中心とするモビリティ関連は,エネルギーや資 源の消費,CO2排出など,環境だけでなく経済へのインパ クトが非常に大きい分野である.2050年には,自動車の 保有台数は現在の2倍以上の23億台まで増加する予測 があり,それに伴うタイヤの需要も見込まれる.このよう な環境下,事業規模やタイヤが製品段階で及ぼす影響の大 きさを認識し,持続可能な社会の実現に向けた取り組みが 近年各タイヤ会社により進められている.当社グルー プでも上述の「デカップリング」概念に基づき2012年に 2050年を見据えた環境長期目標を策定し(図2),その中 で目指すべきゴールを,当社グループの事業と商品ライフ サイクル全体で,地球の自浄能力や扶養力とバランスし, 持続可能な社会の実現に貢献する事業運営を可能とするこ ととしている.そのために取り組むべきこととして,生物 多様性ノーネットロスにむけて事業活動全体で取り組みを 推進する「自然共生社会の実現」,限りある地球の資源を より効率的に持続可能な形で使用する「循環型社会の実
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