H. Toyota, K. Chujo, Koichi Sato, E. Kamimura, Takashi Kasuya, Toshiya Tanaka
{"title":"教育心理学研究如何促进学校教育实践","authors":"H. Toyota, K. Chujo, Koichi Sato, E. Kamimura, Takashi Kasuya, Toshiya Tanaka","doi":"10.5926/arepj.58.307","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"豊田弘司 教育心理学の研究者は,教育に貢献するための研究 や研修において日々努力している。教育現場の教員を 対象とした教員免許状更新講習がはじまって,10 年に なる。受講する教員は,学校教育現場で適用可能な教 授スキルや指導方法のヒントを得るために,熱心に受 講している。一方,各大学の講習担当教員は,これま で学校教育現場に貢献する内容を提供しようと多くの 努力と工夫をかさねてきた。ただし,その工夫は個人 の教育実践のとらえ方や研究スタイルによって大きく 異なり,それに対応して,学校教育への貢献の意義は 異なっている。本シンポジウムでは,学校教育現場と の関わりをもつ 4人のシンポジストに,それぞれの研 究スタイルを基礎として,学校教育現場においてどの ような立場で共同研究をしているのか,どのような研 修を行っているのか,どのような提案を行っているの か,及びどのような反響があるのかを紹介してもらう ことにした。言い換えれば,本シンポジウムでは,本 学会員及び関連する研究者による学校教育現場におけ る研究スタイル及び貢献のモデルを示すことが目的で ある。シンポジストのそれぞれの貢献のモデルが示さ れることによって,学会員がそれぞれの研究スタイル において学校教育へ貢献する新しい枠組みや,学校現 場への新しいアプローチの発見につながる可能性は大 研究委員会企画シンポジウム 2","PeriodicalId":162011,"journal":{"name":"The Annual report of educational psychology in Japan","volume":"1982 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2019-03-30","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"How Does Educational Psychological Research Contribute to Educational Practices in School\",\"authors\":\"H. Toyota, K. Chujo, Koichi Sato, E. Kamimura, Takashi Kasuya, Toshiya Tanaka\",\"doi\":\"10.5926/arepj.58.307\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"豊田弘司 教育心理学の研究者は,教育に貢献するための研究 や研修において日々努力している。教育現場の教員を 対象とした教員免許状更新講習がはじまって,10 年に なる。受講する教員は,学校教育現場で適用可能な教 授スキルや指導方法のヒントを得るために,熱心に受 講している。一方,各大学の講習担当教員は,これま で学校教育現場に貢献する内容を提供しようと多くの 努力と工夫をかさねてきた。ただし,その工夫は個人 の教育実践のとらえ方や研究スタイルによって大きく 異なり,それに対応して,学校教育への貢献の意義は 異なっている。本シンポジウムでは,学校教育現場と の関わりをもつ 4人のシンポジストに,それぞれの研 究スタイルを基礎として,学校教育現場においてどの ような立場で共同研究をしているのか,どのような研 修を行っているのか,どのような提案を行っているの か,及びどのような反響があるのかを紹介してもらう ことにした。言い換えれば,本シンポジウムでは,本 学会員及び関連する研究者による学校教育現場におけ る研究スタイル及び貢献のモデルを示すことが目的で ある。シンポジストのそれぞれの貢献のモデルが示さ れることによって,学会員がそれぞれの研究スタイル において学校教育へ貢献する新しい枠組みや,学校現 場への新しいアプローチの発見につながる可能性は大 研究委員会企画シンポジウム 2\",\"PeriodicalId\":162011,\"journal\":{\"name\":\"The Annual report of educational psychology in Japan\",\"volume\":\"1982 1\",\"pages\":\"0\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2019-03-30\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"The Annual report of educational psychology in Japan\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.5926/arepj.58.307\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"The Annual report of educational psychology in Japan","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.5926/arepj.58.307","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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How Does Educational Psychological Research Contribute to Educational Practices in School
豊田弘司 教育心理学の研究者は,教育に貢献するための研究 や研修において日々努力している。教育現場の教員を 対象とした教員免許状更新講習がはじまって,10 年に なる。受講する教員は,学校教育現場で適用可能な教 授スキルや指導方法のヒントを得るために,熱心に受 講している。一方,各大学の講習担当教員は,これま で学校教育現場に貢献する内容を提供しようと多くの 努力と工夫をかさねてきた。ただし,その工夫は個人 の教育実践のとらえ方や研究スタイルによって大きく 異なり,それに対応して,学校教育への貢献の意義は 異なっている。本シンポジウムでは,学校教育現場と の関わりをもつ 4人のシンポジストに,それぞれの研 究スタイルを基礎として,学校教育現場においてどの ような立場で共同研究をしているのか,どのような研 修を行っているのか,どのような提案を行っているの か,及びどのような反響があるのかを紹介してもらう ことにした。言い換えれば,本シンポジウムでは,本 学会員及び関連する研究者による学校教育現場におけ る研究スタイル及び貢献のモデルを示すことが目的で ある。シンポジストのそれぞれの貢献のモデルが示さ れることによって,学会員がそれぞれの研究スタイル において学校教育へ貢献する新しい枠組みや,学校現 場への新しいアプローチの発見につながる可能性は大 研究委員会企画シンポジウム 2