S. Nomura, M. Monobe, K. Matsuo
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Comparing the Nutritional Values of Tea and Vegetables
現在の日本茶の摂取形態は,煎茶に代表されるように 浸出液を飲用する形態が主体であるが,近年,食品素材 としての抹茶や粉末茶の盛んな利用にみられるように, 茶を野菜や香草のように調理するレシピが数多く紹介さ れるなど,全量を摂取する形態が一段と定着しつつあ る。茶を丸ごと食べることによって,茶浸出液の飲用で は得られない不溶性の成分も摂取できる。このような現 状から,食べ物としての茶の栄養成分に関する問い合わ せが数多く寄せられている。そこで本資料では,文部科 学省による「日本食品標準成分表」から茶と野菜の成分 分析値を抜粋し,ビタミン類やミネラル類,食物繊維の 摂取源として有望とされる野菜と茶を比較することによ って,茶の栄養学的特徴を明らかにした。さらに,現在 の我々の食生活がこれらの成分の摂取基準をどれほど満 たしているか,厚生労働省による「日本人の食事摂取基 準」に加えて,「国民健康・栄養調査」に掲載されてい るデータに基づき現状を推測した。 2 「日本食品標準成分表」と栄養素