父母教养、教师领导、朋友犯罪和居民集体效能对社会认知偏差的影响

The Japanese Journal of Educational Psychology Pub Date : 2019-12-30 DOI:10.5926/JJEP.67.252

吉田琢哉, 吉澤寛之, 浅野良輔, 玉井颯一, 吉田俊和

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摘要

反社会行为表示各种违反社会规范和法律的行为(Rutter, Giller， & Hagell, 1998)。从欺凌、暴力和不良行为的增加可以看出(法务省，2017;文部科学省，2018)，抑制儿童的反社会行为是需要采取进一步措施的重要课题。在本研究中，作为左右孩子社会化的重要他人的社会化群体，特别是社区居民的集体能力感，父母的教育，教师的指导，朋友的不良行为，反社会行为的规定目的是探讨对信息处理的偏置错误产生的影响。首先，在阐述关于信息处理的偏置错误的理论背景的基础上，根据对社会化代理所要求的功能进行整理的领域特定方法，社会化代理论述综合研究的必要性。社会信息处理理论(crick&dodge, 1994;Dodge, 1986)。根据该理论

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Effects of Parenting, Teachers’ Leadership, Friends’ Delinquency, and Residents’ Collective Efficacy on Social Cognitive Biases

反社会的行動とは,社会規範や法律に反する多様な行為を表す(Rutter, Giller, & Hagell, 1998)。いじめや暴力, 非行の増加にみられるように(法務省, 2017; 文部科学省, 2018),子どもの反社会的行動の抑止は,さらなる対策を行うべき重要なテーマである。本研究では,子どもの社会化を左右する重要な他者である社会化エージェント,特に地域住民の集合的有能感をはじめ,親の養育,教師の指導,友人の非行が,反社会的行動の規定因である情報処理のエラー・バイアスに及ぼす影響過程について検討することを目的とする。まず,情報処理のエラー・バイアスに関する理論的背景を述べたうえで,社会化エージェントに求められる機能を整理した領域特定アプローチに基づき,社会化エージェントの働きかけを総合的に検討する必要性を論じる。反社会的行動を規定する情報処理のエラー・バイアスを解明するアプローチとして,社会的情報処理理論 (Crick & Dodge, 1994; Dodge, 1986)がある。同理論に基づ

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The Japanese Journal of Educational Psychology

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