用小角中子散射分析交联橡胶的结构

M. Takenaka
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摘要

毋庸置疑,橡胶的交联结构是左右橡胶材料性能的重要因素之一。橡胶的交联结构通常被认为是非均质结构,具体情况及非均质程度尚未完全查明。通过控制非均质结构,橡胶产品的高强度将成为可能,有望提高产品性能和产品寿命。很多情况下,对于橡胶的交联结构,通过溶剂的膨润度实验和粘弹性等进行调查。但是,从这些得到的结果只是交联密度的平均值,可见交联结构的不均匀构造。要做的事情是困难的。近年来,与化学交联的高分子凝胶一样,作为直接观察橡胶交联结构的方法,通过测定被溶剂膨润的橡胶的小角中子散射,试图揭示其不均匀结构。与高分子凝胶一样,散射是由连接的橡胶的网状结构和使橡胶膨润的溶剂与高分子的散射的一致性差异引起的。因此,要分析其散射更能明确橡胶的网状结构。本文将对利用散射法分析橡胶网络的结果进行解说,并对利用小角中子散射法能阐明多少交联结构的不均匀性进行解说。硫磺交联的异戊二烯橡胶的交联结构的分析
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Structure Analyses of Cross-linked Rubber by Small-angle Neutron Scattering
言うまでもなく,ゴムの架橋構造はゴム材料の性能を左 右する重要な要素の一つである.ゴムの架橋構造は,一般 的に不均質構造であると考えられているが,その構造の 詳細や不均質度合いについては十分に解明されていない. この不均質構造を制御することにより,ゴム製品の高強度 化が可能になると考えられ,製品性能の向上や製品寿命の 向上が期待できる.多くの場合,ゴムの架橋構造について は,溶媒による膨潤度の実験や粘弾性などにより調べられ ている.しかし,これらより得られる結果は架橋密度 の平均的な値にとどまり,架橋構造の不均一構造を明らか にする事は困難である.近年,化学架橋された高分子ゲル と同様に,ゴムの架橋構造を直接観察する方法として,溶 媒によって膨潤させたゴムの小角中性子散乱測定によりそ の不均一構造を明らかにしようとすることが試みられてい る.高分子ゲルと同様に,散乱が架橋されたゴムの網目構 造とゴムを膨潤させている溶媒と高分子の散乱のコントラ ストの差により生じる.よって,その散乱を解析する事に よりゴムの網目構造を明らかにする事ができる. 本稿においては,ゴムのネットワークを散乱法によって 解析した結果についての解説を行い,小角中性子散乱法に より架橋構造の不均一性をどれだけ解明できるのかについ て解説を行う. 2. 硫黄架橋されたイソプレンゴムの架橋構造の解析
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