逆相TLC/スキャニングデンシトメトリーによる食品中のウコン色素, クチナシ黄色素及びアナトー色素の分析

Journal of The Food Hygienic Society of Japan (shokuhin Eiseigaku Zasshi) Pub Date : 2000-12-25 DOI:10.3358/SHOKUEISHI.41.347

Naoko Ozeki, Eiji Ueno, Yuko Ito, H. Oka, Tomoko Hayashi, Yuko Itakura, Sadaji Yamada, H. Matsumoto, Toru Ito, T. Maruyama, Masukiyo Tsuruta, Takahiko Miyazawa

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Abstract

食品中のウコン色素, クチナシ黄色素及びアナトー色素 (水溶性アナトーを含む) の逆相TLC/スキャニングデンシトメトリーによる分析法を検討した. TLCプレートは逆相C18を用い, 展開溶媒としてアセトニトリル-テトラヒドロフラン-0.1mol/Lシュウ酸 (7 : 8 : 7) を使用することにより, ウコン色素, クチナシ黄色素及びアナトー色素を良好に分離することができた. スキャニングデンシトメータを用いて, TLC上のスポットの可視部吸収スペクトルを測定したところ, 良好なスペクトルが得られた. 本法を市販89食品中のウコン色素, クチナシ黄色素及び水溶性アナトーを含むアナトー色素の分析に応用し, その有用性を確認した.

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通过反相TLC/扫描电子和mettory对食品中的姜黄色素、栀子黄色素和安纳托色素进行分析

研究了利用食品中的姜黄色素、栀子黄色素及安纳托色素(包括水溶性安纳托)的反相TLC/扫描电子图的分析法。TLC板采用反相C18，展开溶剂为乙腈-四氢呋喃-0.1mol/L草酸(7:8:2通过使用姜黄色素、栀子黄色素和阿纳托色素，可以很好地分离姜黄色素、栀子黄色素和阿纳托色素。对TLC上的斑的可见部分吸收光谱进行了测量，得到了良好的光谱。将本法应用于分析市面上销售的89种食品中含有姜黄色素、栀子黄色素和水溶性阿纳托色素的阿纳托色素，并确认了其有效性。

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