Statistical Survey of Candida Species Isolated from Mucocutaneous Candidiasis

Nippon Ishinkin Gakkai Zasshi Pub Date : 1996-02-10 DOI:10.3314/JJMM.37.15

I. Takiuchi, Hideyoshi Watanabe, A. Morimoto, T. Hamaguchi, J. Ninomiya

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Abstract

平成6年の1年間に当科を受診した皮膚・粘膜カンジダ症について,主として菌学的な統計をおこなった.患者数は121名で,132病型観察された.この132の病変部より115株のカンジダ菌種が分離され,その内1株を除き,114株が同定された.この114株には,同一病巣より2種の菌が同時に培養された4株も含まれている.菌種の同定は,主としてカンジダチェックおよびAPI 20Cオクサノグラムの両者の供用により決定した.両者の結果が一致しなかった菌は7株みられた.この内のC. albicans Bについては,カンジダチェックの結果を優先し,他の菌については,germtube testの結果と合致したものを最終結果とした.分離された菌の菌種別分離頻度は,Candida albicans A 93株(81.6%),C. tropicalis 8株(7.0%),C. parapsilosis 6株(5.3%),C. albicans B 4株(4.4%),C. glabrata 2株(1.7%)であった.今回のカンジダチェックによる同定率は,約98%と推定された.C. albicans Bは,全株股部や外陰部より分離されており,1株を除き,重篤な基礎疾患は見られなかった.C. parapsilosisについても重篤な基礎疾患は少なく,全例手や指趾の病巣より分離された.C.tropicalisは,希な病型から分離されたものが多く,基礎疾患は重篤なものが多いように思われた.

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皮肤粘膜念珠菌病分离念珠菌种类的统计调查

对平成6年1年间在本科就诊的皮肤、粘膜念珠菌症，主要进行了菌学统计。患者人数为121人，观察到132种病型。从这132个病变部分离出115株念珠菌菌种，其中除1株外，确定了114株。这114株中，从同一病灶同时培养出了4株两种菌。包含着。菌种的鉴定主要是通过使用kanzida check和API 20c奥克莎诺克来确定的。发现了7个两者结果不一致的细菌。对于其中的C. albicans B，以感觉检验的结果为优先，对于其他细菌，germtube将与test结果一致的结果作为最终结果。分离出的细菌的菌种分离频率为，Candida albicans A 93株(81.6%)，C. tropicalis 8株(7.0%)，C. parapsilosis 6株(5.3%)，C.albicans B 4股(4.4%)，C. glabrata 2股(1.7%)。此次的检定率约为98%。C. albicans B的全部股部和外阴部分离，除1个股部外，未发现严重的基础疾病。parapsilosis也很少有严重的基础疾病，全部病例都是从手和趾病灶分离出来的。C.tropicalis多是从罕见的病型分离出来的，基础疾病多为严重疾病。

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