Partial Reduction of Reactive NiAl2O4 Spinel Prepared from a Sulfate Solid Solution.

K. Daimon, T. Isobe, Y. Hikichi, T. Ota
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Abstract

Al2(SO4)3–NiSO4系硫酸塩固溶体の加熱分解によって生成した高反応性のNiAl2O4スピネルの部分還元反応について調べた.マイクロ波を用いた水溶液の急速な乾固によって,NiSO4が固溶した無水Al2(SO4)3が生成した.Ni2+イオンは65 mol% (NiSO4/(NiSO4 + Al2(SO4)3))までの広い範囲にわたって無水硫酸アルミニウムの結晶格子に固溶する.この無水硫酸塩は900 °Cで分解してスピネル,酸化ニッケル,η-アルミナを生成した.Ni含有率で約20 mol%から50 mol% (NiO/(NiO + Al2O3))の範囲で,ほかの結晶相が共存することなく,スピネルの格子定数は直線的に変化した.スピネル粉末の圧密体を炭素粉末中に埋め込み,加熱して部分還元した.700 °Cまでの加熱で,NiOがスピネルから分離して,スピネル中のアルミナの高濃度化をもたらした.NiOならびにスピネルと共存する状態で,800 °C以上で金属Niが生成した.スピネルの格子定数は,スピネル中のNi含有量の減少とともに小さくなった.1200 °CまではNiO,金属Niならびにスピネルが共存したが,1300 °Cでの加熱により,α-アルミナ/金属Ni複合体が生成した.
硫酸盐固溶体制备活性NiAl2O4尖晶石的部分还原。
调查了Al2(SO4)3 - NiSO4系列硫酸盐固溶体加热分解生成的高反应性NiAl2O4尖晶石的部分还原反应。通过微波水溶液的快速干固,生成了NiSO4固溶的无水Al2(SO4)3。Ni2+离子在65mol % (NiSO4/(NiSO4 + Al2(SO4)3))的大范围内固溶于无水硫酸铝的结晶晶格中。这种无水硫酸盐在900°C分解,生成尖晶石、一氧化镍和徐-氧化铝。在Ni含量约20mol %到50mol % (NiO/(NiO + Al2O3))的范围内,没有其他结晶相共存,尖晶石的晶格常数直线变化。将尖晶石粉末的压密体嵌入碳粉末中,加热后进行部分还原。加热到700°C时,NiO从尖晶石中分离出来,导致尖晶石中氧化铝的高浓度化。在与NiO以及尖晶石共存的状态下,在800°C以上生成了金属Ni。尖晶石的晶格常数随着尖晶石中Ni含量的减少而减小。在1200°C之前,NiO、金属Ni以及尖晶石共存,但在1300°C加热后,生成了α-氧化铝/金属Ni复合物。
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