Dermatophyte Flora Surveyed at the Department of Dermatology, Gifu University School of Medicine in 1991 and 1992

Nippon Ishinkin Gakkai Zasshi Pub Date : 1995-07-31 DOI:10.3314/JJMM.36.265

M. Maeda, T. Noda, S. Mori, Y. Kitajima, H. Sawamura, Y. Shikano

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Abstract

全国各地での白癬菌相や白癬の病型はこれまでに数々報告されているが,過去と対比して検討した報告は少ない.そこで,われわれは最近2年間(1991～1992年)の岐阜大学皮膚科を受診した患者について白癬菌相や病型の統計的観察を試みる一方で,10年前の統計と比較検討した.その結果,1) 新患6,627名中白癬患者は533名(8.0%)を占めていた.2) 月別では,7月が最も多く次に6月,8月または5月に多かった.3) 足白癬は50～60歳台に多く,体部と股部白癬は比較的高齢者に多い傾向にあった.4) TR/TM比は10年前(3.0～4.0)に比べ1.4～1.3と低下した.10年前の同統計と比較すると,患者は10年前(745名;9.8%)よりやや減少傾向にあり,病型別では男女合計すると10年前の745例中足白癬(54.1%)>爪白癬(16.2%)>股部白癬(11.7%)>体部白癬(10.5%)>手白癬(7.9%)の順から今回は533例中足白癬(58.2%)>体部白癬(14.8%)>爪白癬(9.8%)>股部白癬(9.2%)>手白癬(7.5%)の順となり,爪白癬と股部白癬の減少と体部白癬の増加が目だった,TR/TM比も低下していることより,受診患者層や病型の変動および菌種の変化が窺われた.

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1991年和1992年在岐阜大学医学院皮肤科进行了皮肤菌群调查

全国各地的白癣菌相和白癣的病型到目前为止有很多报告，但是与过去相比探讨的报告很少。因此，我们就最近2年(1991 ~ 1992年)在岐阜大学皮肤科接受治疗的患者的白癣菌相进行了研究。一方面尝试对病型进行统计观察，另一方面与10年前的统计进行了比较讨论。其结果如下:1)6,627名新患癣患者中有533人(8.0%)。按月份来看，7月最多，其次是6月、8月或5月。3)脚癣多见于50 ~ 60岁人群，体部和股部癣多见于老年人。4)TR/TM比比10年前(3.0 ~ 4.0)下降为1.4 ~ 1.3 .与10年前的该项统计相比，患者为10年前(745名;9.8%)有稍微减少的倾向，从疾病类型来看，男女合计10年前的745例依次为:跖癣(54.1%)>指甲癣(16.2%)>股部癣(11.7%)>体部癣(10.5%)>手癣(7.9%)。533例依次为:跖癣(58.2%)>体部癣(14.8%)>指甲癣(9.8%)>股部癣(9.2%)>手癣(7.5%)，指甲癣和股部癣的减少和体部癣的增加显著，TR/TM比也下降由此可见，受诊患者群体和病型的变动以及菌种的变化。

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