Capillary Flow Behavior of the Carbon-black-filled Styrene-butadiene Rubber Compounds

Shinsuke Tani, Junji Watanabe, Y. Ikeda, Koichi Kawaguchi, S. Kagami
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Abstract

多くのゴム・プラスチック材料は,充てん剤(フィラー) を配合することによって,その物性の改良が行われている. 自動車用タイヤや産業用ゴムベルトなどに使用されるゴム 製品では,フィラーとして,カーボンブラック(CB)を 配合することにより,その力学的特性が補強され,実用に 耐えることができることが古くから知られている.CBが 充てんされたゴムでは,粒子径・ストラクチャー・表面酸 素含有官能基や表面活性水素の大小により変化はあるが, バウンドラバーを形成し,さらに,これらがアグロメレー トと呼ばれるネットワーク構造をとることにより,ゴムの 力学的特性の向上が起こると考えられている. また,近年の地球環境問題による,温暖化問題・資源問 題を背景に,工場におけるゴムなどの高分子材料の成形加 工時における二酸化炭素の排出削減,コストの低減や製品 の安定した製造が必要不可欠であるが,特にゴムの場合, フィラーを加えることにより溶融時の流動特性に影響を与 えることが知られており,この点において,ゴム材料 の加工の技術が重要となってきている. 本研究では,フィラーとしてCBが配合された分子量の 異なる乳化重合スチレンーブタジエンゴム(E-SBR)を使 用し,成形加工時における押出速度や温度を変化させ,円 筒形金型であるキャピラリーを用いて流動解析を行った. 外部流動(スリップ流量)と内部流動(ノンスリップ流量) に区別し,それらに対するCB充てん量およびE-SBRの分 子量の影響について検討した.動的ひずみ分散測定により, 未加硫試料中のゴム-CB間の相互作用についても検討し た.
炭黑填充丁苯橡胶复合物的毛细流动行为
许多橡胶、塑料材料通过添加填充剂,对其物性进行了改良。在汽车轮胎和产业用橡胶带等使用的橡胶产品中,通过配合碳黑(CB)作为填充物,增强了其力学特性,在实际应用中在充满CB的橡胶中,根据粒子直径、结构、表面含酸官能团和表面活性氢的大小不同,有一定的变化。通过形成弹跳橡胶,并且这些橡胶采用被称为agromelay的网络结构,可以提高橡胶的力学特性。另外,近年来由于全球环境问题导致的气候变暖和资源问题,在工厂橡胶等高分子材料的成型加工过程中减少二氧化碳排放,降低成本和产品的稳定制造是必不可少的,特别是橡胶,众所周知,加入填料会影响熔融时的流动特性,在这一点上,橡胶材料的加工技术变得尤为重要。本研究采用CB配方的分子量不同的乳化聚合苯乙烯丁二烯橡胶(E-SBR)作为填料,在加工成型时改变挤压速度和温度,使圆利用筒形模具的毛细管进行了流动分析。区分外部流动(打滑流量)和内部流动(非打滑流量),讨论了CB充量和E-SBR分量器对它们的影响。通过动态应变分散测定,还研究了未硫化试料中橡胶-CB之间的相互作用。
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