{"title":"The Crisis in Ukraine and International Relations","authors":"Y. Hirose, S. Mutsushika, F. Ohnishi, S. Hyodo","doi":"10.5823/jarees.2014.43","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"廣瀬陽子(慶應義塾大学) 廣瀬陽子と申し ます。ウクライナ危機そのものにつきまして は,既に第 1セッションのほうで詳しくお話 がありましたので,特に私から申し上げるこ とはありません。 先ほど,上野俊彦先生(上智大学)が言及 された,2008年のグルジア紛争と今回のウ クライナ危機の関係性については,メディア などでもかなり取り沙汰されており,いろい ろな類似点も指摘されております。しかし, 本当にそれを同じものと考えていいのかどう かということは,かなり疑問が持たれるとこ ろです。 ご存じのように,ウクライナ危機はまだ続 いております。ウクライナ危機一つを見ても, クリミア編入と東部の混乱ではロシアの介入 の仕方がかなり違っているため,十把ひとか らげにウクライナ危機とグルジア紛争の動き を比較することは,非常に無謀なことだとは 重々承知しております。そのため,本報告は あくまでも試論にすぎませんが,問題提起的 な意味合いを持たせる意味でも,強引に進め させていただきたいと思います。 お手元のあるレジュメに沿う形でお話をし 〈パネルディスカッション〉 ウクライナ危機をめぐる国際関係","PeriodicalId":111848,"journal":{"name":"Russian and East European studies","volume":"40 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Russian and East European studies","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.5823/jarees.2014.43","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}