海洋生物脂

M. Kayama
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摘要

在新世纪初期,以作者们的研究为中心,综述了在上个世纪进行的关于鱼类和其他水生生物的脂类的研究。关于鱼类中高度不饱和脂肪酸的起源,阐明了亚油酸到花生四烯酸,再从α-亚麻酸经过二十碳五烯酸到二十二碳六烯酸的代谢途径,进一步进行了水界食物链的模型实验。以这些结果为基础,还研究了鱼类血液栓球中的前列腺素生物合成和血液凝聚,以及鲤鱼鳃中的脂氧酶生产生物等。另外,作为有关水产脂类的不健化物及非甘油三酯脂类的研究,还综述了碳氢鲨烯、菊醇等甘油三酯醚及蜡酯。
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Marine biogenic lipids
新しい世紀の初頭に当り, 前世紀において行われた魚類および他の水生生物の脂質に関する研究を著者らの研究を中心にして総説した。魚類における高度不飽和脂肪酸の起源に関し, リノール酸からアラキドン酸へ, またα-リノレン酸からエイコサペンタエン酸を経てドコサヘキサエン酸への代謝経路を明らかにし, さらに水界食物連鎖のモデル実験を行った。それらの結果をもとに, 魚類での血液栓球におけるプロスタグランジン生合成と血液凝集, 鯉の鰓でのリポキシゲナーゼ産生物等についても研究した。また水産脂質の不けん化物および非グリセリド脂質に関する研究として, 炭化水素スクアレン, キミルアルコール等のグリセリルエーテルおよびワックスエステルについても総述した。
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