a-卤代辛基酰氯的酯化反应

Toshitsugu Ozeki, M. Kusaka, T. Hashimoto
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摘要

前面已经报道过,在三级胺存在下氯酮酸氯化物的酯化反应中,双键从α、β-位重排到β、γ-位。这次研究了α-氯酮酸氯化物的酯化反应。α-氯的情况下,生成物为双键重排的α-氯酰乙酸酯和α-氯氯酮酸酯,温度越低,对酒精的立体要求度越大,以及胺的碱基度和立体要求度越大,生成的双键重排α-氯丙基乙酸酯越多。这与氯酮酸氯化物的重排倾向一致。α-戊二烯体的情况不同,生成物为α-戊二烯酸酯,溴原子从α-位重排到γ-位的γ-丙二烯酸酯和少量双键重排的α-丙乙烯乙酸酯。在这种情况下,溴原子的重排倾向与α-氯化物中双键的重排倾向很类似。
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
The Esterification Reactions of a-Halocrotonyl Chlorides
第三級アミン存在下でのクロトン酸塩化物のエステル化反応において, 二重結合がα, β-位からβ, γ-位へ転位することはすでに報告した。今回はα-ハロクロトン酸塩化物のエステル化反応を検討した。α-クロル体の場合, 生成物は二重結合の転位したα-クロルビニル酢酸エステルおよびα-クロルクロトン酸エステルであり, 温度が低いほど, アルコールの立体要求度の大きいものほど, およびアミンの塩基度ならびに立体要求度の大きいものほど, 二重結合の転位したα-クロルビニル酢酸エステルの生成が多い。これはクロトン酸塩化物の場合の転位傾向と一致する。α-プロム体では様子が異なり, 生成物はα-プロムクロトン酸エステル, あらたに臭素原子がα-位からγ-位に転位したγ-プロムクロトン酸エステルおよび少量の二重結合の転位したα-プロムビニル酢酸エステルであった。この場合, 臭素原子の転位の傾向がα-クロル体における二重結合の転位の傾向とよく類似している。
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