福田 晃, Akira Fukuda, 小川 和幸, Kazuyuki Ogawa, 徳永 浩二, Koji Tokunaga, 駒宮 安男, Y. Komamiya, アキラ フクダ, カズユキ オガワ, コウ トクナガ, ヤスオ コマミヤ
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TPL (Talkable Programming Language) の概要と単語について
TPL(Talkable Programming Languageの略称)が著 者あ一人駒宮により提案され1)2〕,昭和56年度から当 情報組織研究室に於て,諸言語の調査,単語造語法, 文法論などの研究が進められてきた. 本論文の目的は,これまでの研究の成果も考慮に入 れTPL文法を整備し,さらに, TPL文の構文解析を 通じて,TPL構文規則の柔軟性を確認し,かつ,現 時点でのTPLの問題点を探ることにある. TPLは,科学技術上の分野に限って,自然言語的 な働きと,プログラム言語的な働きの両面性を持つこ とを目的としている.前者としては,国際会議等での 討論用言語,および科学技術上の論文の記述が,後者 としては,データベースとのインターフェース,ある いは,人工知能における知識ベース構築用言語などが, 代表的なものとして考えられる.また,前者からは国 際共通語としての役割が強調され,後者からは述語論 理との対応が要求されよう. 本論文でのTPLの文法をTTG一皿(Tentative TPL Grammar皿の略)と名付ける.ここでの文法とは, 単語の構造,品詞,構文規則までを含む. TPLの文法の骨格は,古瀬のTTG3},竹内のTTG一