T. Nishino, K. Sogabe, H. Nagamatsu, Chie Onizuka, Katsura Saeki, Mikako Inomori, T. Konoo, M. Terashita
{"title":"九州牙科专科医院第一综合牙科科患者的活动-2003-2007-","authors":"T. Nishino, K. Sogabe, H. Nagamatsu, Chie Onizuka, Katsura Saeki, Mikako Inomori, T. Konoo, M. Terashita","doi":"10.2504/KDS.63.109","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"九州歯科大学附属病院第1総合診療科は,毎年30人前後の臨床研修歯科医を受け入れ教育している.また,平成20年度からは当科での学生臨床実習が拡充された.そこで,第1総合診療科で行う臨床研修ならびに臨床実習を有意義なものとするために平成15年度~平成19年度の附属病院の予診患者,第1総合診療科を受診した初診患者および担当患者について5年間の動向調査を行った.その結果,予診患者の総数は,平成15年度より平成19年度までで20,610名であり,月別では冬期にやや少ない傾向が認められた.初診患者の総数は,5年間で3,837名であり,受診者数を月別にみると,年度によって変動が見られるもののやや冬季に少ない傾向が認められた.また,初診患者の年齢構成において,すべての年度で最も高い比率を示したのが60歳代であり,一方,最も低いのは9歳以下であり1%前後で安定していた.初診患者の男女比については,すべての年度において女性が男性より多く5年間の男女の割合の平均は男性36%,女性64%であった.初診患者の居住地は,各年度を通して北九州市内が約80%,市内を含めた福岡県内では95%前後で安定していた.初診患者の主訴に対する診断名の領域は,平成17年度以降では比率が安定し40%前後が「歯・歯髄」,約30%が「歯周」,15%前後が「補綴」,「口腔外科」であった.担当患者の総数は,平成15年度より平成19年度までで58,698名であり,平成15年度から19年度にかけて減少傾向であった.以上より,予診患者,初診患者および担当患者に関する調査結果において各項目はほぼ安定しているものの,今後も継続して調査していく必要があると考えられた.","PeriodicalId":23086,"journal":{"name":"The Journal of The Kyushu Dental Society","volume":"106 1","pages":"109-114"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2009-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"The activities of patients in the First Comprehensive Dentistry Department at Kyushu Dental College Hospital-2003-2007-\",\"authors\":\"T. Nishino, K. Sogabe, H. Nagamatsu, Chie Onizuka, Katsura Saeki, Mikako Inomori, T. Konoo, M. Terashita\",\"doi\":\"10.2504/KDS.63.109\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"九州歯科大学附属病院第1総合診療科は,毎年30人前後の臨床研修歯科医を受け入れ教育している.また,平成20年度からは当科での学生臨床実習が拡充された.そこで,第1総合診療科で行う臨床研修ならびに臨床実習を有意義なものとするために平成15年度~平成19年度の附属病院の予診患者,第1総合診療科を受診した初診患者および担当患者について5年間の動向調査を行った.その結果,予診患者の総数は,平成15年度より平成19年度までで20,610名であり,月別では冬期にやや少ない傾向が認められた.初診患者の総数は,5年間で3,837名であり,受診者数を月別にみると,年度によって変動が見られるもののやや冬季に少ない傾向が認められた.また,初診患者の年齢構成において,すべての年度で最も高い比率を示したのが60歳代であり,一方,最も低いのは9歳以下であり1%前後で安定していた.初診患者の男女比については,すべての年度において女性が男性より多く5年間の男女の割合の平均は男性36%,女性64%であった.初診患者の居住地は,各年度を通して北九州市内が約80%,市内を含めた福岡県内では95%前後で安定していた.初診患者の主訴に対する診断名の領域は,平成17年度以降では比率が安定し40%前後が「歯・歯髄」,約30%が「歯周」,15%前後が「補綴」,「口腔外科」であった.担当患者の総数は,平成15年度より平成19年度までで58,698名であり,平成15年度から19年度にかけて減少傾向であった.以上より,予診患者,初診患者および担当患者に関する調査結果において各項目はほぼ安定しているものの,今後も継続して調査していく必要があると考えられた.\",\"PeriodicalId\":23086,\"journal\":{\"name\":\"The Journal of The Kyushu Dental Society\",\"volume\":\"106 1\",\"pages\":\"109-114\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2009-01-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"The Journal of The Kyushu Dental Society\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.2504/KDS.63.109\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"The Journal of The Kyushu Dental Society","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2504/KDS.63.109","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}