Naonori Sato, Masahumi Oda, S. Okabe, Shinji Kitou, Tatsurou Tanaka, Y. Morimoto
{"title":"九州口腔专科医院口腔放射科近10年放射学相关检查动态统计","authors":"Naonori Sato, Masahumi Oda, S. Okabe, Shinji Kitou, Tatsurou Tanaka, Y. Morimoto","doi":"10.2504/KDS.62.39","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"我々は歯科放射線科・放射線部の本学附属病院に於ける役割を把握するため10年程度のスパンで外来患者数ならびに画像検査件数の推移について報告してきた.歯科疾患は硬組織に関連するものが大半を占めるが,歯科医師の知識向上と歯科医療の進歩により,軟組織病変に対するアプローチも増加した.九州歯科大学附属病院は平成11年7月に新築され,当科も当時最新鋭機種である1.5 Tesla全身用MRI装置とヘリカル撮像可能なX線CT装置を導入した.そこで,今回は附属病院の大きな変貌の中で本診療科の役割・存在意義の変化を正確に認識するため調査研究を行った.平成7年4月1日から平成19年3月31日迄の12年間に本学付属病院を受診し,当科において画像検査を受けた患者を調査対象とし,その画像検査件数を調査した.九州歯科大学附属病院が新築された平成11年度は病院全体の患者数が著しく増加すると共に本診療科の患者数も増加した.それに伴い,ほぼ全ての撮影法で件数の増加が認められた.MRI検査の撮影件数は導入以後著しく増加している.顎骨内に発症した疾患はX線CTによる検査がなされ,軟組織に発症したものはMRI検査がなされていたという結果からは,教科書等に記載されているX線CT検査とMRI検査の有効性を本学附属病院の歯科医師が理解し,適切な判断をなしているものと考える.X線CT及びMRI検査に対する他病院からの依頼数は年々増大傾向を示し,特に歯科用インプラントの術前検査は5年前より倍増している.この背景には,近年の歯科医院が歯科用インプラントの埋入に積極的になっていることが挙げられ,今後は更に増加していくことが予想される.一方で,当科のX線CT検査後のデータは市販のフリーソフト等で確認することができず,この点は大きな問題点であり早急の対応を考えているところである.","PeriodicalId":23086,"journal":{"name":"The Journal of The Kyushu Dental Society","volume":"6 1","pages":"39-47"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2008-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"Dynamic Statistics on Radiology-related Examinations of the Department of Dental Radiology at the Kyushu Dental College Hospital during the Past 10 Years\",\"authors\":\"Naonori Sato, Masahumi Oda, S. Okabe, Shinji Kitou, Tatsurou Tanaka, Y. Morimoto\",\"doi\":\"10.2504/KDS.62.39\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"我々は歯科放射線科・放射線部の本学附属病院に於ける役割を把握するため10年程度のスパンで外来患者数ならびに画像検査件数の推移について報告してきた.歯科疾患は硬組織に関連するものが大半を占めるが,歯科医師の知識向上と歯科医療の進歩により,軟組織病変に対するアプローチも増加した.九州歯科大学附属病院は平成11年7月に新築され,当科も当時最新鋭機種である1.5 Tesla全身用MRI装置とヘリカル撮像可能なX線CT装置を導入した.そこで,今回は附属病院の大きな変貌の中で本診療科の役割・存在意義の変化を正確に認識するため調査研究を行った.平成7年4月1日から平成19年3月31日迄の12年間に本学付属病院を受診し,当科において画像検査を受けた患者を調査対象とし,その画像検査件数を調査した.九州歯科大学附属病院が新築された平成11年度は病院全体の患者数が著しく増加すると共に本診療科の患者数も増加した.それに伴い,ほぼ全ての撮影法で件数の増加が認められた.MRI検査の撮影件数は導入以後著しく増加している.顎骨内に発症した疾患はX線CTによる検査がなされ,軟組織に発症したものはMRI検査がなされていたという結果からは,教科書等に記載されているX線CT検査とMRI検査の有効性を本学附属病院の歯科医師が理解し,適切な判断をなしているものと考える.X線CT及びMRI検査に対する他病院からの依頼数は年々増大傾向を示し,特に歯科用インプラントの術前検査は5年前より倍増している.この背景には,近年の歯科医院が歯科用インプラントの埋入に積極的になっていることが挙げられ,今後は更に増加していくことが予想される.一方で,当科のX線CT検査後のデータは市販のフリーソフト等で確認することができず,この点は大きな問題点であり早急の対応を考えているところである.\",\"PeriodicalId\":23086,\"journal\":{\"name\":\"The Journal of The Kyushu Dental Society\",\"volume\":\"6 1\",\"pages\":\"39-47\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2008-01-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"The Journal of The Kyushu Dental Society\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.2504/KDS.62.39\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"The Journal of The Kyushu Dental Society","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2504/KDS.62.39","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
Dynamic Statistics on Radiology-related Examinations of the Department of Dental Radiology at the Kyushu Dental College Hospital during the Past 10 Years