改性9Cr-1Mo钢在多轴应力下的蠕变断裂行为及其建模

Yukio Takahashi
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引用次数: 13

摘要

1 .为了确保绪言发电成套设备等使用的高温机器的稳健性,必须对蠕形变形及由此引起的破坏进行精确的预测,但由于复杂的形状和负荷,由于实机中的材料会产生各种各样的多轴应力状态,因此对应力多轴性对克里布变形和破坏的影响进行了大量的研究。众所周知的代表性的有:基于对波度增长的理论探讨的多轴延性模型1)、2);基于实验结果的相当应力的式3);4)等,部分设计基准和健全性评价指南也采用5),6)但由于与单轴拉伸状态相比试验困难,而且试验条件参数增加等原因,很难取得系统的数据,对各种材料的这些合理性的确认还没有充分进行。另外,即使将对象固定在一种材料上,也找不到在温度、应力、多轴度等广泛范围内探讨多轴性影响的例子。改良9cr - 1mo钢是一种代表性的高温结构材料,对高精度评价法要求很高,作为多轴弹簧试验已经取得了很多成果。7)对带环状切口的圆棒试样进行蠕变试验,对蠕变断裂行为产生的温度;调查了应力的影响。另外,结合对另外实施的CT试验片的断裂进展试验(8)的数值模拟试验结果,对蠕变断裂延性产生的应力多广泛探讨了轴性的影响,并尝试了其建模。最后,对切口材料和CT试样实施了包含该模型的数值模拟,综合研究了数值模拟方法在多轴状态下应对克里布变形和断裂的有效性。与前一报告9)相同,采用了板厚50mm的改良9cr - 1mo钢平板进行了2切口圆棒冲刷试验2.1试验材料及试验方法试验。本材料的化学成分在Table 1中表示。本材料已经进行了多次单轴拉伸蠕变试验,但在本研究中Fig. 1所示的环状切口在550°C、600°C、650°C三种温度下,分别对带木圆棒试验件进行了数个一定负荷拉伸蠕变试验。之所以这么做,是为了在一方断裂后,能够观察到另一方的损伤状态。切口部的最终表面完成使用了800号艾米丽纸。2.2试验结果对切口材料得到的断裂寿命为切口断面的平均应力σnet(负荷除以切口部的最小截面积得到的值)。作为的函数绘制的结果在Fig. 2中表示。该图结合了对平滑试验片的试验结果,由此可见,在任何温度下,在相同的实际截面应力下,切口材料改良9cr - 1mo钢在多轴应力下的裂缝破坏行为及其建模高桥由纪Creep Rupture Behavior of Modified 9cr - 1mo Steel under Multiaxial Stress and Its Modeling
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Creep Rupture Behavior of Modified 9Cr-1Mo Steel under Multiaxial Stress and Its Modeling
1 緒 言 発電プラントなどに使用される高温機器の健全性を確 保する上でクリープ変形やこれによる破壊を精度良く予 測することが必須であるが,複雑な形状や負荷によって, 実機中の材料には様々な多軸応力状態が生じるため,ク リープ変形や破壊に対する応力多軸性の影響に関して多 くの研究が実施されてきている.良く知られている代表 的なものとしては,ボイドの成長に対する理論的検討に 基づいた多軸延性モデル 1), 2)や実験結果に基づいた相当 応力の式 3), 4)などがあり,一部の設計基準や健全性評価 ガイドでも採用されている 5), 6)が,単軸引張状態に比較 して試験が困難な上に試験条件のパラメータが増えるな どの理由で系統的なデータ取得が難しく,各種材料に対 するこれらの妥当性の確認は十分に行われていない.さ らに,対象を一材料に固定したとしても,温度,応力, 多軸度などの幅広い範囲にわたって多軸性の影響が検討 された例は見当たらない. ここでは,近年の火力発電プラントに多用されており, 高速炉等の原子力発電プラントでの使用も検討されてい る代表的な高温構造材料で,高精度評価法に対する要求 が強い改良 9Cr-1Mo鋼を対象に,多軸クリープ試験とし て多くの実績がある 7)環状切欠き付き丸棒試験片に対す るクリープ試験を行い,クリープ破断挙動に及ぼす温度, 応力の影響を調査した.さらに,別途実施された CT試 験片によるき裂進展試験 8)に対する数値シミュレーショ ンの結果と合わせて,クリープ破断延性に及ぼす応力多 軸性の影響を幅広く検討し,そのモデル化を試みた.最 後に切欠き材と CT試験片に対して,このモデルを組み 込んだ数値シミュレーションを実施し,多軸状態でのク リープ変形・破壊に対する数値シミュレーションの方法 の有効性を総合的に検討した.以下これらの結果を報告 する. 2 切欠き付き丸棒クリープ試験 2・1 試験材料および試験方法 試験には前報 9)と同様,板厚 50mmの改良 9Cr-1Mo 鋼平板を用いた.本材料の化学成分を Table 1に示す. 本材料については,すでに多数の単軸引張クリープ試 験が行われているが,本研究では Fig. 1に示す環状切欠 き付き丸棒試験片に対する一定荷重引張クリープ試験を 550°C,600°C,650°Cの 3温度で数本ずつ実施した.な お,本試験片において同一形状の切欠きが直列に 2個加 工されているのは,一方が破断した後,他方の損傷状態 を観察できるようにするためである.切欠き部の最終表 面仕上げは 800番のエミリー紙によった. 2・2 試験結果 切欠き材に対して得られた破断寿命を切欠き断面の平 均応力 σnet(荷重を切欠き部の最小断面積で除した値) の関数としてプロットした結果を Fig. 2に示す.同図に は平滑試験片に対する試験結果を合わせて示すが,これ より,いずれの温度でも同一の実断面応力では切欠き材 改良 9Cr-1Mo鋼の多軸応力下でのクリープ破壊挙動とそのモデル化 高 橋 由紀夫 Creep Rupture Behavior of Modified 9Cr-1Mo Steel under Multiaxial Stress and Its Modeling
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