热通量型DSC的最新进展

A. Toda
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摘要

正如在日本热测定学会30周年纪念号(2003年)上策划的“研究领域热测定的进步”的一个项目“热量计量”1中指出的那样,由于计算机的飞跃性发展,定量分析的对象正逐渐扩大到只能得到数值解的热系统,而不仅仅是追求解析解的理想的热系统。本次将对有关热通量DSC的这一方向的进展情况进行说明。热通量DSC也被称为定量DTA,是指一边改变炉的温度,一边测定炉内放置的样品和基准物质的温度(差),确定样品温度和来自样品的热通量。是以量的测量为目的的装置。2)输入补偿型DSC采用通过直接控制炉内样品容器的温度来确定流入样品的热通量的方法,作为简便的热测量方法而被广泛使用。市面上销售的DSC通过在样品容器外设置温度探针,实现了使用不同样品进行定量、可重复的测量。也就是说,实际测量的并不是样品、基准物质的温度,而是样品、基准物质容器台的温度。因此,如何根据这些实测的温度定量地确定样品温度以及来自样品的热通量是非常重要的。目的是测定因恒定速度的升温(降温)而使热通量处于稳定状态的样品的热容量,以及由热通量的时间积分决定的相变前后的总放热(吸热)量。既然如此,按照以往的方法,利用具有已知比热或潜热的标准物质进行校准就足够了。另一方面,以相变和化学反应的动力学为对象,想定量测定不稳定热通量的时间发展时,由于实际测量的容器台的温度和热通量受样品与样品台之间的热接触电阻的强烈影响,所以该装置也包含了热阻值。
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
Recent Development of Heat Flux Type DSC
日本熱測定学会30周年記念号(2003年)で企画された 「研究分野でみる熱測定の進歩」の一項目「カロリメトリ ー」1)で指摘されているように,計算機の飛躍的発展により, 解析解が求まる理想的な熱系だけでなく,数値解しか得ら れない熱系にまで,定量的な解析の対象が広がりつつある。 今回は,熱流束DSCに関する,そのような方向の進展状況 について解説する。 熱流束DSCは,定量DTAとも呼ばれるように,炉の温 度を変化させながら,炉内に置かれた試料と基準物質の温 度(差)を測定し,試料温度および試料からの熱流束を定 量的に測定することを目的とした装置である。2) 炉内の試料 容器の温度を直接制御することにより,試料に流入する熱 流束を決定する手法をとる入力補償型DSCと共に,簡便に 熱測定を行う手法として広く用いられている。 市販されているDSCでは,温度プローブを試料容器外に 設置することで,異なる試料を用いた定量的で反復可能な 測定を可能にしている。すなわち,実際に測定しているの は,試料・基準物質の温度ではなく,あくまでも試料・基 準物質の容器台の温度であることに注意して欲しい。そこ で,これらの実測された温度から,如何にして試料温度お よび試料からの熱流束を定量的に決定するのかという点が 重要となる。一定速度の昇温(降温)によって熱流束が定 常状態にある試料の熱容量や,熱流束の時間積分で決めら れる相転移前後の全放熱(吸熱)量を測定することが目的 であれば,従来法として確立されているように,既知の比 熱や潜熱をもつ標準物質による較正で十分である。 一方,相転移や化学反応のキネティクスを対象として, 非定常な熱流束の時間発展を定量的に測定したい場合には, 実測される容器台の温度や熱流束は試料-試料台間の熱接 触抵抗に強く影響されるため,この熱抵抗値も含めた装置
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