义齿后缘对吞咽功能特性的影响

K. Hiraba, Yoshinori Desaki, Nobuhiro Hasegawa, Norie Nozaki, T. Ishida, Yoshinobu Tanaka
{"title":"义齿后缘对吞咽功能特性的影响","authors":"K. Hiraba, Yoshinori Desaki, Nobuhiro Hasegawa, Norie Nozaki, T. Ishida, Yoshinobu Tanaka","doi":"10.2330/JORALBIOSCI1965.43.384","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"床義歯の後縁の位置が嚥下機能に及ぼす影響を検討するための基礎的所見を得ることを目的として, 2つの異なる状況下での嚥下 (口腔含水嚥下と連続的繰り返し嚥下) における基本的機能特性を, 最大嚥下量, 1回嚥下量, 嚥下間隔の観点から6名の正常被験者で解析した。その結果, 1回嚥下量は含水嚥下で38.8mlであるのに対し, 連続嚥下では17.6mlと有意に減少した。また, 嚥下間隔も含水嚥下で1, 041msであるのに対し, 連続嚥下では928msと減少傾向を示した。以上のことから2つの嚥下運動は機能的側面からみて異なる嚥下運動であることが強く示唆された。また, 連続嚥下における1回嚥下量と嚥下間隔の間には, 密接な依存関係が存在し, これらの嚥下機能はその調節の主体をなす舌運動に強く関連していることが明らかとなった。","PeriodicalId":14631,"journal":{"name":"Japanese Journal of Oral Biology","volume":"62 1","pages":"384-391"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2001-08-20","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"Effects of the Posterior Margin of the Denture on the Functional Properties of Swallowing\",\"authors\":\"K. Hiraba, Yoshinori Desaki, Nobuhiro Hasegawa, Norie Nozaki, T. Ishida, Yoshinobu Tanaka\",\"doi\":\"10.2330/JORALBIOSCI1965.43.384\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"床義歯の後縁の位置が嚥下機能に及ぼす影響を検討するための基礎的所見を得ることを目的として, 2つの異なる状況下での嚥下 (口腔含水嚥下と連続的繰り返し嚥下) における基本的機能特性を, 最大嚥下量, 1回嚥下量, 嚥下間隔の観点から6名の正常被験者で解析した。その結果, 1回嚥下量は含水嚥下で38.8mlであるのに対し, 連続嚥下では17.6mlと有意に減少した。また, 嚥下間隔も含水嚥下で1, 041msであるのに対し, 連続嚥下では928msと減少傾向を示した。以上のことから2つの嚥下運動は機能的側面からみて異なる嚥下運動であることが強く示唆された。また, 連続嚥下における1回嚥下量と嚥下間隔の間には, 密接な依存関係が存在し, これらの嚥下機能はその調節の主体をなす舌運動に強く関連していることが明らかとなった。\",\"PeriodicalId\":14631,\"journal\":{\"name\":\"Japanese Journal of Oral Biology\",\"volume\":\"62 1\",\"pages\":\"384-391\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2001-08-20\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Japanese Journal of Oral Biology\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.2330/JORALBIOSCI1965.43.384\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Japanese Journal of Oral Biology","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2330/JORALBIOSCI1965.43.384","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
引用次数: 0

摘要

为了得到探讨地板假牙后缘位置对吞咽功能产生影响的基础发现,将在两种不同情况下的吞咽(口腔含水吞咽和连续反复吞咽)的基本功能特性分为:最大吞咽量;从每次吞咽量和吞咽间隔的角度对6名正常受试者进行了分析。结果显示,在含水吞咽下,一次吞咽量为38.8ml,而在连续吞咽下则明显减少为17.6ml。另外,在吞咽间隔方面,含水吞咽为10041ms,而连续吞咽为928ms,显示出减少的趋势。综上所述,从功能方面来看,两种吞咽运动是截然不同的。另外,连续吞咽的每次吞咽量与吞咽间隔之间存在着密切的依存关系,这些吞咽功能与作为调节主体的舌运动密切相关。
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
Effects of the Posterior Margin of the Denture on the Functional Properties of Swallowing
床義歯の後縁の位置が嚥下機能に及ぼす影響を検討するための基礎的所見を得ることを目的として, 2つの異なる状況下での嚥下 (口腔含水嚥下と連続的繰り返し嚥下) における基本的機能特性を, 最大嚥下量, 1回嚥下量, 嚥下間隔の観点から6名の正常被験者で解析した。その結果, 1回嚥下量は含水嚥下で38.8mlであるのに対し, 連続嚥下では17.6mlと有意に減少した。また, 嚥下間隔も含水嚥下で1, 041msであるのに対し, 連続嚥下では928msと減少傾向を示した。以上のことから2つの嚥下運動は機能的側面からみて異なる嚥下運動であることが強く示唆された。また, 連続嚥下における1回嚥下量と嚥下間隔の間には, 密接な依存関係が存在し, これらの嚥下機能はその調節の主体をなす舌運動に強く関連していることが明らかとなった。
求助全文
通过发布文献求助,成功后即可免费获取论文全文。 去求助
来源期刊
自引率
0.00%
发文量
0
×
引用
GB/T 7714-2015
复制
MLA
复制
APA
复制
导出至
BibTeX EndNote RefMan NoteFirst NoteExpress
×
提示
您的信息不完整,为了账户安全,请先补充。
现在去补充
×
提示
您因"违规操作"
具体请查看互助需知
我知道了
×
提示
确定
请完成安全验证×
copy
已复制链接
快去分享给好友吧!
我知道了
右上角分享
点击右上角分享
0
联系我们:info@booksci.cn Book学术提供免费学术资源搜索服务,方便国内外学者检索中英文文献。致力于提供最便捷和优质的服务体验。 Copyright © 2023 布克学术 All rights reserved.
京ICP备2023020795号-1
ghs 京公网安备 11010802042870号
Book学术文献互助
Book学术文献互助群
群 号:481959085
Book学术官方微信