{"title":"硅基纳米多孔材料的研究进展","authors":"K. Kuroda","doi":"10.4019/BJSCC.64.2","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"無機化学の中で錯体化学とケイ酸塩化学はともに独自 の歴史を有しているが、両分野に跨る研究も古くから知 られている。[SiO4]四面体が二次元的に連結して層状ケ イ酸塩が形成されるが、中でも層状粘土鉱物層間に金属 錯体をインターカレートさせて、錯体の構造変化や物性 上の特徴を調査するなどの研究は、古くから知られてい る。層状粘土鉱物中のケイ酸塩シート上の空隙配列を活 かした錯体の光学分割、三次元ケイ酸塩骨格を有する結 晶性ミクロ多孔質のゼオライト内への錯体導入や機能発 現など多くの報告がある。 最近の PCP/MOFの発展により多孔質体の化学が大き な変貌をとげている。多孔質体化学としてはミクロ多孔 質結晶として古くから知られているゼオライトや 1980 年代終盤から始まったメソ多孔体があり、それらはシリ カ・ケイ酸塩化学が基盤となり、大きく展開されてきた。 これらの物質群が今後も大きく発展することが期待さ れている状況下、本 Accountsでは筆者らのシリカ・ケ イ酸塩系多孔質物質研究に関わる研究成果を中心に紹介 し、今後の展開に資することを目的としている。","PeriodicalId":72479,"journal":{"name":"Bulletin of Japan Society of Coordination Chemistry","volume":"64 1","pages":"2-13"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2014-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"https://sci-hub-pdf.com/10.4019/BJSCC.64.2","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"Developments in Silica-Based Nanoporous Materials\",\"authors\":\"K. Kuroda\",\"doi\":\"10.4019/BJSCC.64.2\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"無機化学の中で錯体化学とケイ酸塩化学はともに独自 の歴史を有しているが、両分野に跨る研究も古くから知 られている。[SiO4]四面体が二次元的に連結して層状ケ イ酸塩が形成されるが、中でも層状粘土鉱物層間に金属 錯体をインターカレートさせて、錯体の構造変化や物性 上の特徴を調査するなどの研究は、古くから知られてい る。層状粘土鉱物中のケイ酸塩シート上の空隙配列を活 かした錯体の光学分割、三次元ケイ酸塩骨格を有する結 晶性ミクロ多孔質のゼオライト内への錯体導入や機能発 現など多くの報告がある。 最近の PCP/MOFの発展により多孔質体の化学が大き な変貌をとげている。多孔質体化学としてはミクロ多孔 質結晶として古くから知られているゼオライトや 1980 年代終盤から始まったメソ多孔体があり、それらはシリ カ・ケイ酸塩化学が基盤となり、大きく展開されてきた。 これらの物質群が今後も大きく発展することが期待さ れている状況下、本 Accountsでは筆者らのシリカ・ケ イ酸塩系多孔質物質研究に関わる研究成果を中心に紹介 し、今後の展開に資することを目的としている。\",\"PeriodicalId\":72479,\"journal\":{\"name\":\"Bulletin of Japan Society of Coordination Chemistry\",\"volume\":\"64 1\",\"pages\":\"2-13\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2014-01-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"https://sci-hub-pdf.com/10.4019/BJSCC.64.2\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Bulletin of Japan Society of Coordination Chemistry\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.4019/BJSCC.64.2\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Bulletin of Japan Society of Coordination Chemistry","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.4019/BJSCC.64.2","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}