面向电视节目制作的人工智能人脸识别系统的开发

Q4 Engineering
Hiroki Kato, Tomoyuki Shibata, Yujiro Hikida
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摘要

节目制作现场的课题(需求)在电视节目的制作现场,“影像中出现了谁?”这一信息是价值非常高的元数据,在以往的工作流程中,主要工作人员通过目视确认影像素材,并在影像素材管理系统中人工输入信息,在前期、编辑、发送等各部门实现信息共享,可用于节目制作。特别是本次主要作为事例介绍的“2019参议院选举特别节目”等报道节目中,有如下需求:(1)希望被摄体的错误(误报)为零·误报有可能改变对象的人生等。对社会的影响很大。·无论多么严格的确认,偶尔也会发生错误。(2)被摄体确认工作想要效率化,迅速地进行报道·由人进行双重,三重,甚至更多的检查。·通过纸质资料和WEB确认人脸,每人需要数十秒以上。(如果不知道是谁,也有可能需要数十分钟以上。)·有时会因为来不及确认而导致VTR无法OA。“AI脸部识别”技术(seas)另一方面,最近“AI脸部识别”技术的进化非常惊人。所谓“AI脸部识别”是指事先将想要识别的人物的脸部图像辞典。这是一种通过登录数据库,自动识别输入影像中被拍摄对象是谁的技术。在入境审查、防止零售店偷窃、参加活动时在入场口确认本人等多种多样的用途中使用。因此,此次将上述需求与技术相结合,推出了tele开发了以支持微节目制作和提高工作效率为目标的“AI面部识别systm”,并将该系统应用于“2019参议员选举特别节目”、“即位礼特别节目”、“橄榄球世界杯”等节目中。时的节目制作现场活用。
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
Development of AI Face Recognition System for TV Program Production
番組制作現場の課題(ニーズ) テレビ番組の制作現場では,「映像に誰が映っているか?」 という情報は非常に価値の高いメタデータであり,従来の ワークフローでは担当スタッフが映像素材を目視で確認 し,映像素材管理システムに人手で情報を入力することで, 下見,編集,送出など各部門で情報共有され,番組制作に 活用されている. 特に今回主に事例として紹介する「2019参議院選挙特番」 などの報道番組では下記のようなニーズがある. (1)被写体の取り違え(誤報)をゼロにしたい ・誤報は対象の人生を変えてしまう可能性があるなど, 社会的な影響が大きい. ・どんなに厳重に確認してもまれにミスが発生してし まうことがある. (2)被写体確認作業を効率化し迅速に報道したい ・人によるダブル,トリプル,それ以上のチェックを 行っており,非常に手間がかかる. ・紙資料やWEBで人の顔を確認するので1人あたり数 十秒以上かかってしまう.(仮に誰だか見当もつかな い場合,数十分以上かかることもある.) ・確認が間に合わずVTRがOAできないこともある. 「AI顔認識」技術(シーズ) 一方で,昨今の「AI顔認識」技術の進化は目覚ましい. 「AI顔認識」とは認識させたい人物の顔画像を事前に辞書 データベースに登録しておくことで,入力された映像に 映っている被写体が誰であるかを自動で認識させることが できる技術であり,PC・スマートフォンのログイン,空港 での入国審査,小売店での万引き防止,イベントでの入場 ゲートにおける本人確認など,多種多様な用途で利用され るようになってきている. そこで今回,上記のニーズとシーズを組み合わせ,テレ ビ番組の制作支援と作業効率化を目指した「AI顔認識シス テム」を開発するに至った.また,当該システムを「2019参 議院選挙特番」,「即位礼特番」,「ラグビーW杯」などの実 際の番組制作現場で活用している.
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