{"title":"膜生物反应器长期跨膜压力估算模型的建立","authors":"Kyung-mo Sung, H. Kaneko, K. Funatsu","doi":"10.2751/JCAC.13.10","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"Membrane bioreactor (MBR) は工場排水や生活下水などの汚水を微生物で分解し、その後処理水と微生物を膜で分離する装置のことである。短時間かつ省スペースでの水処理が可能であるため、ビルや工場などにMBRを分散設置して無人運転を行うことは水不足問題の解決策として注目されている。しかし、膜に微生物や固形物などが堆積することでファウリングが発生し、膜差圧の上昇および運転コストの上昇は大きな課題となっており、膜差圧が一定水準に到達すると膜を薬品で洗浄し膜に付着した堆積物を除去しなければならない。そこで本研究では膜洗浄時期の推定のために1週間以上の長期にわたり、精度良く膜差圧を予測することを試みた。水質以外の変数から膜抵抗(resistance, R)を予測するモデルと水質関連変数からファウラントの堆積しやすさ(deposition rate, DR)を予測するモデルを構築し、それぞれのモデルから長期膜差圧予測を行う手法を提案した。モデル構築手法として線形手法であるpartial least squares (PLS)法と非線形手法であるsupport vector regression (SVR)法を使用した。Rを予測するモデルでは、PLS法とSVR法を用いた場合の両方とも高い予測性能を示したが、DRを予測するモデルでは、PLS法よりSVR法を用いた場合の方が予測性能は高かった。その後長期的に膜差圧を予測したが、Rを予測するモデルよりDRを予測するモデルを用いた方が精度良く予測できることが確認された。提案手法を活用することで、MBRの分散設置や無人運転化の拡大が期待される。","PeriodicalId":41457,"journal":{"name":"Journal of Computer Aided Chemistry","volume":"13 1","pages":"10-19"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2012-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"3","resultStr":"{\"title\":\"Construction of Long-Term Transmembrane Pressure Estimation Model for a Membrane Bioreactor\",\"authors\":\"Kyung-mo Sung, H. Kaneko, K. Funatsu\",\"doi\":\"10.2751/JCAC.13.10\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"Membrane bioreactor (MBR) は工場排水や生活下水などの汚水を微生物で分解し、その後処理水と微生物を膜で分離する装置のことである。短時間かつ省スペースでの水処理が可能であるため、ビルや工場などにMBRを分散設置して無人運転を行うことは水不足問題の解決策として注目されている。しかし、膜に微生物や固形物などが堆積することでファウリングが発生し、膜差圧の上昇および運転コストの上昇は大きな課題となっており、膜差圧が一定水準に到達すると膜を薬品で洗浄し膜に付着した堆積物を除去しなければならない。そこで本研究では膜洗浄時期の推定のために1週間以上の長期にわたり、精度良く膜差圧を予測することを試みた。水質以外の変数から膜抵抗(resistance, R)を予測するモデルと水質関連変数からファウラントの堆積しやすさ(deposition rate, DR)を予測するモデルを構築し、それぞれのモデルから長期膜差圧予測を行う手法を提案した。モデル構築手法として線形手法であるpartial least squares (PLS)法と非線形手法であるsupport vector regression (SVR)法を使用した。Rを予測するモデルでは、PLS法とSVR法を用いた場合の両方とも高い予測性能を示したが、DRを予測するモデルでは、PLS法よりSVR法を用いた場合の方が予測性能は高かった。その後長期的に膜差圧を予測したが、Rを予測するモデルよりDRを予測するモデルを用いた方が精度良く予測できることが確認された。提案手法を活用することで、MBRの分散設置や無人運転化の拡大が期待される。\",\"PeriodicalId\":41457,\"journal\":{\"name\":\"Journal of Computer Aided Chemistry\",\"volume\":\"13 1\",\"pages\":\"10-19\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2012-01-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"3\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Journal of Computer Aided Chemistry\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.2751/JCAC.13.10\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of Computer Aided Chemistry","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2751/JCAC.13.10","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
引用次数: 3
摘要
Membrane bioreactor (MBR)是用微生物分解工厂废水和生活污水等污水,然后用膜分离处理水和微生物的装置。由于可以在短时间内节省空间进行水处理,因此在大楼和工厂等地分散设置MBR进行无人驾驶作为缺水问题的解决方案而备受关注。但是,膜上微生物和固体等的堆积会产生浮标,膜差压的上升和运转成本的上升是很大的课题,膜差压达到一定水准后就用药品清洗膜,除去膜上的沉积物。必须去。因此,在本研究中,为了估计膜清洗时期,在1周以上的长期内,尝试精确地预测膜差压。根据水质以外的变量预测膜电阻(resistance, R)的模型,以及根据水质相关变量预测浮士兰易堆积性(deposition rate,DR)构建预测模型,提出了根据各个模型进行长期膜差压预测的方法。作为模型构建方法,使用了作为线性方法的partial least squares (PLS)法和作为非线性方法的支援vector regression (SVR)法。在预测R的模型中,在使用PLS方法和SVR方法的情况下都显示出了较高的预测性能,而在预测DR的模型中,在使用SVR方法的情况下的预测性能要高于PLS方法。之后长期预测了膜差压,确认了与预测R的模型相比,使用预测DR的模型能够更好地进行预测。通过活用提案手法,期待MBR的分散设置和无人驾驶化的扩大。