润滑油的高压流变学(第 2 部分)

Pub Date : 2024-02-29 DOI:10.2474/trol.19.33
M. Kaneko
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摘要

在赫兹接触面上,如轴承、齿轮和牵引传动装置,由于瞬时高压造成的压缩,润滑油的粘度和密度会发生很大变化。 另一方面,油膜中产生的压力会导致滑动部件产生弹性变形。该区域的润滑油膜厚度可通过 DOWSON 等人 1962 年发表的弹性流体动力润滑(EHL)理论计算得出。基于 EHL 理论的计算公式包括 BARUS 公式中的压力-粘度系数。这些数值是以第一份报告中推导出的粘度-压力-温度-密度线为基础,使用 16 种市售发动机油、传动油、齿轮油、冷冻机油、牵引油、液压油和各种基础油作为试验油,在压力范围 0.0001~0.26GPa 和温度范围 30~100°C 下实际测量高压粘度和高压密度得出的。􀀽􀀽 T􀃗􀃗( t/ 0t)形式的值相关。 这里列出了过去有关高压密度的主要研究成果:在 1953 年的 ASME 报告中,对 45 个样品大力开展了高压密度以及高压粘度的测量,但不包括未列入报告的样品。在 EHL 理论中,DOWSON 等人推导出了一个密度-压力关系方程式,用于计算 REYNOLDS 方程中的高压密度。该方程至今仍被广泛用作估算润滑油高压密度的公式。此外,Ohno 等人根据自由体积理论提出了凝固区域的密度-温度-压力方程。 其中,DOWSON 等人的密度-压力方程也可用作第一份报告中线性方程密度项的估算方程191。
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High Pressure Rheology of Lubricants (Part 2)
軸受・歯車やトラクションドライブなどのヘル ツ接触面では,潤滑油は瞬間的高圧にさらされて 圧縮されることで,粘度や密度が大きく変化する. 一方,油膜に発生する圧力でしゅう動部は弾性変 形する.この領域における潤滑油の油膜厚さは, 1962 年に発表された DOWSONらの弾性流体潤滑 (EHL)理論により算出が可能となった.この EHL 理論に基づく計算式には BARUS式の圧力粘 性係数 が含まれている.なお, 値は第 1 報 で供試油として市販のエンジン油,変速機油,ギ ヤ油,冷凍機油,トラクション油,油圧油および 各種基油単体の 16 種類を用い,圧力 0.0001~ 0.26GPa,温度 30~100°Cの範囲で高圧粘度と高 圧密度を実測することにより導出した粘度圧力温 度密度線形式の 値と, 􀀽􀀽 T􀃗􀃗( t/ 0t) の関 係にある. ここで,高圧密度に関する過去の主な知見を列 挙すると,1953 年の ASME 報告では欠番を除 く 45 種類のサンプルについて,精力的に高圧粘 度とともに高圧密度の測定が行われた.また, DOWSONらは,EHL理論の中でREYNOLDS方程式 に含まれる高圧密度を算出するために密度圧力関 係式を導出した.この式は現在でも潤滑油の高圧 密度の推算式として多用されている.さらに,大 野らにより自由体積理論をもとに,固化領域にわ たる密度-温度-圧力関係式が提案されている. この中で,DOWSONらの密度圧力関係式が,第 1報の線形式の密度項の推算式としても活用でき 191
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