EUS下局部治疗胰神经内分泌肿瘤

Suizo Pub Date : 2023-08-31 DOI:10.2958/suizo.38.229
Hironari KATO, Kazuyuki MATSUMOTO
{"title":"EUS下局部治疗胰神经内分泌肿瘤","authors":"Hironari KATO, Kazuyuki MATSUMOTO","doi":"10.2958/suizo.38.229","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"膵神経内分泌腫瘍(PNEN)に対する最初のEUS下焼灼療法は,インスリノーマに対するエタノール注入療法であり,耐術能に乏しい患者の症状緩和目的に行われ,低血糖症状の改善を認めた.その後の症例報告でも有用性が報告され,15mm未満のものに対する症状緩和には有用な治療と考えられる.しかし,非機能性PNENにおける画像上の完全焼灼率は80%に届かない報告が多く,満足のいくものではない.ラジオ波焼灼療法は,エタノール注入療法よりも完全焼灼率が高いものの重篤な合併症が懸念される.EUS下焼灼療法が適応となる腫瘍サイズとして,リンパ節転移のリスクを考慮すれば15mm未満が基準になると思われるが,10mm未満で低悪性度のPNENについては積極的治療そのものの要否が議論になっている.いずれのサイズのPNENに対して,エタノール注入療法,ラジオ波焼灼療法,いずれの治療がよいか,さらなる検討が必要である.","PeriodicalId":471545,"journal":{"name":"Suizo","volume":"15 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2023-08-31","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"膵神経内分泌腫瘍に対するEUS下局所療法\",\"authors\":\"Hironari KATO, Kazuyuki MATSUMOTO\",\"doi\":\"10.2958/suizo.38.229\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"膵神経内分泌腫瘍(PNEN)に対する最初のEUS下焼灼療法は,インスリノーマに対するエタノール注入療法であり,耐術能に乏しい患者の症状緩和目的に行われ,低血糖症状の改善を認めた.その後の症例報告でも有用性が報告され,15mm未満のものに対する症状緩和には有用な治療と考えられる.しかし,非機能性PNENにおける画像上の完全焼灼率は80%に届かない報告が多く,満足のいくものではない.ラジオ波焼灼療法は,エタノール注入療法よりも完全焼灼率が高いものの重篤な合併症が懸念される.EUS下焼灼療法が適応となる腫瘍サイズとして,リンパ節転移のリスクを考慮すれば15mm未満が基準になると思われるが,10mm未満で低悪性度のPNENについては積極的治療そのものの要否が議論になっている.いずれのサイズのPNENに対して,エタノール注入療法,ラジオ波焼灼療法,いずれの治療がよいか,さらなる検討が必要である.\",\"PeriodicalId\":471545,\"journal\":{\"name\":\"Suizo\",\"volume\":\"15 1\",\"pages\":\"0\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2023-08-31\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Suizo\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.2958/suizo.38.229\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Suizo","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2958/suizo.38.229","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
引用次数: 0

摘要

最初用于胰神经内分泌肿瘤(PNEN)的EUS下烧灼疗法是用于胰岛素noma的乙醇注入疗法,其目的是缓解耐手术能力差的患者的症状,已得到了低血糖症状的改善。在之后的病例报告中也报告了有用性,对于15mm以下的症状缓解是有用的治疗。但是很多报告显示,非功能性PNEN的图像完全烧灼率达不到80%,并不令人满意。虽然射频烧灼疗法的完全烧灼率比乙醇注入疗法高,但令人担心会出现严重的并发症。考虑到淋巴结转移的风险,EUS下烧灼疗法所适应的肿瘤尺寸应小于15mm。对于不足10mm且低恶性度的PNEN,是否需要进行积极治疗引起了争议。对于哪种尺寸的PNEN,乙醇注入疗法和射频烧灼疗法哪种治疗更好,还需要进一步研究。
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
膵神経内分泌腫瘍に対するEUS下局所療法
膵神経内分泌腫瘍(PNEN)に対する最初のEUS下焼灼療法は,インスリノーマに対するエタノール注入療法であり,耐術能に乏しい患者の症状緩和目的に行われ,低血糖症状の改善を認めた.その後の症例報告でも有用性が報告され,15mm未満のものに対する症状緩和には有用な治療と考えられる.しかし,非機能性PNENにおける画像上の完全焼灼率は80%に届かない報告が多く,満足のいくものではない.ラジオ波焼灼療法は,エタノール注入療法よりも完全焼灼率が高いものの重篤な合併症が懸念される.EUS下焼灼療法が適応となる腫瘍サイズとして,リンパ節転移のリスクを考慮すれば15mm未満が基準になると思われるが,10mm未満で低悪性度のPNENについては積極的治療そのものの要否が議論になっている.いずれのサイズのPNENに対して,エタノール注入療法,ラジオ波焼灼療法,いずれの治療がよいか,さらなる検討が必要である.
求助全文
通过发布文献求助,成功后即可免费获取论文全文。 去求助
来源期刊
自引率
0.00%
发文量
0
×
引用
GB/T 7714-2015
复制
MLA
复制
APA
复制
导出至
BibTeX EndNote RefMan NoteFirst NoteExpress
×
提示
您的信息不完整,为了账户安全,请先补充。
现在去补充
×
提示
您因"违规操作"
具体请查看互助需知
我知道了
×
提示
确定
请完成安全验证×
copy
已复制链接
快去分享给好友吧!
我知道了
右上角分享
点击右上角分享
0
联系我们:info@booksci.cn Book学术提供免费学术资源搜索服务,方便国内外学者检索中英文文献。致力于提供最便捷和优质的服务体验。 Copyright © 2023 布克学术 All rights reserved.
京ICP备2023020795号-1
ghs 京公网安备 11010802042870号
Book学术文献互助
Book学术文献互助群
群 号:481959085
Book学术官方微信