F. Kitahara, T. Nishizono, Kazuo Hosoda, E. Kodani
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Comparison of forest measurement errors using two types of terrestrial laser scanning
我が国の森林は戦後の拡大造林時に植えられた人工 林が利用期となり,その循環利用が近年の林業課題と なっている。また,林業従事者は高齢化に伴い減少傾 向にあり,資源の成熟により今後更なる林業事業量の 増加が見込まれ,林業従事者の確保・育成とともに, 新しい技術の導入によって生産性や効率をあげる必要 が求められている(林野庁,2018)。林野庁では,平 成30年に閣議決定された「未来投資戦略2018」に基づ いて,林業の成長産業化と森林の適切な経営管理の実 現のため,制度改正とともに先端技術の導入等による 生産性の向上や流通全体の効率化といった林業改革に 取り組むこととしている(林野庁,2018)。そのなか でも林業における森林調査は計画的な林業経営の基礎 となるものであり,広大な面積を対象に人手で調査を 実行するには多大な時間と労力・コストが必要である。 近年では,ドローンや地上型レーザスキャナ(以下, TLS と記す)を導入し,毎木調査の代替とならない か検討する事例が多くみられ,これら最新技術に注目 が集まっている。そこで本研究では,効率的な森林調 査に向けた研究事例の積み上げを目的として,2機種 のTLS を用いて同一林分で計測し,その計測精度を 比較検討した。なお,本研究は著者らが試験的に行っ た一事例であり,TLS 製品の優劣をつける目的で 行った研究ではないことに注意されたい。 II.方 法