M. Okano, Jyunji Takayanagi, Takahiro Fujii, Akihiro Ando
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Study of Reservoir Sedimentation Management Based on Actual Sediment Inflow
推定堆砂量(以 下 ここでは計画堆砂量 と呼ぶ)を 基に 決定されている。 これは,洪 水調節を目的 とするダム の建設 にあたり,1950年 ごろからとられるようになっ たダム貯水池堆砂対策の一つの手法である。また, 1960年 代の後半になると発電ダムを含 めた貯水池堆 砂の進行問題への対応から,堆 砂量のモニタリングと その結果の報告が国から求められるようになった。 2000年 度 までの国土交通省直轄管理ダムおよび水 資源機構管理ダム(以 下直轄ダム等 という)の 堆砂実 績を見ると,計 画堆砂量と実堆砂量の間に乖離が見 ら れるダムがある。その原因の一つに,当 初の堆砂量の 推定に起因するものも少な くない。 本論文では,堆 砂対策 としてのダム貯水池の計画堆 砂容量の設定 と堆砂量のモニタリングの導入の経緯に ふれ,計 画堆砂量に対する実績堆砂量の進行の実態を 分析する。そしてそれらの乖離の解決方法として,ダ ム貯水池の実績堆砂量か ら算出した流入土砂量 を基 に,堆 砂量を推定する方式をとるのが合理的であるこ とを述べるとともに,一 例 として直轄管理ダム等の堆 砂量実績から 『ある程度の精度を持った上で,簡 易に その地域の土砂流出量を把握できる手法の開発』を目 標 に作成を進めている,全 国のダムの土砂生産量強度 (比流入土砂量)マ ップを紹介する。