I. Nagayama
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A Consideration on Paste Content Required for Roller Compacted Concrete
1.は じめに RCD(RollerCompactedDam-concrete)工 法 は大 な い し中規模 のコンク リー トダムを経済的に築造す る施 工法 として考案 された ものであ り,建 設省 中国地方建 設局(現 在 の国土交通省 中国地方整備局)の 島地川ダ ム(1980年 完成)で 初 めて採 用されて以来,現 在 まで にRCD工 法 を用 いて約40の ダムが完成 している。 RCD工 法 では,セ メ ン トの水和 熱 に起因 して発生 す るコンク リー トの温度 ひび割れ を抑制 す る と とも に,経 済性 に優 れたコンク リー トを得 るため,RCD用 コンク リー ト中の単位結合材量(一 般 にRCD用 コン クリー トで はセメ ン トの一部が フライア ッシュで置換 され るため,単 位 セメ ン ト量 に代わ って 「単位結合材 量」 とい う用語が用い られている)を 最小 とす るよう に,そ の配合設計が行 われている。 そして,ジ ャンカ のない密実 なコンク リー トを良好 な施工性 をもって打 ち込むためには,VC値 が20秒 となるようにRCD用 コンク リー トの配合 を設計 す るのが一般的であ る。 そ こで,本 論文 は,20秒 のVC値 を確保す るために 必要 なRCD用 コンク リー ト中のペー ス ト量 について 実験的検 討 を行 い,そ の結果 について考察 を加 えた も のであ る。