T. Shoji
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Mineral and Geothermal Exploration in Japan from 1988 to 1989
1989年 は,1ド ルが130円 か ら140円 で推移 し,1990年 に入 ってか ら150円台か ら160円 台と,急 速 に円安 に向か った.日 本 国内の資源産業 に とって,円 安 は歓迎すべ き 傾 向であるが,探 査 につ いてはまだその影響 が現れ てい ない.こ のため,前 年度 同様1989年 度 も企業 に よる探査 は不活発 であった.し か し,以 下 に述 べる ように,地 質 調査所 の研究者 に よ り,現 在,生 成 されつ つある鉱床, す なわ ち海底熱水鉱床 と含金温 泉沈澱物 が精 力的 に調べ られ た.こ れ らはす ぐにあるいは永 久に資源 として回収 され るこ とはないか もしれないが,資 源を探査す る者 に 多 くの夢 を与え て くれ る.地 熱資源の関係では,秋 田県 の上 の岱 地熱地 帯 と,鹿 児島県 の霧 島地 熱地 帯を対象 に,資 源 開発企業 と電 力会社 との間で地熱 発電のための 協定 が結 ばれた.朗 報 であ る.ま た,資 源経 済に関する 活動 も地道 に進 み,遅 ればせなが ら日本で も資源デ ータ ベ ースが充 実 して きてい る.こ れ らを中心に,1989年 度 における 日本国内 と,海 外で 日本が関係 した鉱床探査に ついて概 観す る.