Y. Takenaka, S. Deng, M. Katoh, K. Nagasawa, Ryo Masui
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Forest resource analysis of broadleaf trees using three types of UAV-mounted sensors
長野県の民有林森林面積は約68.7万 ha であり,そ のうち広葉樹林は約4割を占めている(長野県, 2020)。調査地の大町市が含まれる北アルプス地域管 内では民有林の約7割,下諏訪町の含まれる諏訪地域 管内では3割を占めている。燃料用に育てられた広葉 樹がエネルギー革命によって使われなくなったため, 高齢級な広葉樹が多い。しかし,ケヤキやクリのよう な有用広葉樹は高値取引が期待できるものの,長野県 では利用可能な広葉樹の植生区域が不確定なことや伐 採から販売までの実施例が少ないなどの課題を抱えて おり,広葉樹の素材生産量は長野県における総素材生 産量の2%程度に留まっている(長野県,2019)。 筆者らは木材生産林の計画策定に生かせる広葉樹資 源情報を把握し,広葉樹の利用促進を図るため,人工 衛星画像や航空レーザ,ドローンデータ等を用いて, 広葉樹の蓄積量や樹種分布を情報取得することを目指 している。本研究ノートでは,3種類のドローンを用 いて長野県大町市及び下諏訪町で広葉樹の材積と樹種 分布を調査した内容について報告する。材積について は空間体積と材積の回帰式の精度を示し,樹種につい ては2種類のドローンで緑葉期と紅葉期の2時期に計 測したデータを用いて分類した精度を比較する。