塑料单通道多重免疫分析芯片的激光表面处理

T. Ooie, Masato Tanaka, Yuji Yamachoshi, Tomonori Nakahara, K. Abe, M. Kataoka
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摘要

ELISA(Enzyme-Linked ImmunoSorbent Assay)法用于检测极微量抗体或抗原的浓度。利用特异性高的抗原和抗体反应,测定基于酶反应的发色、发光等,从混合有多种蛋白质的生物样品中检测并定量特定的蛋白质。,可以使用微板块血液检查每一个项目中,20 ~ 100l需要的样品,测定需要数时间。在医疗现场和居家的当场诊断,即POCT (Point Of Care Testing)应用中,降低所需样本量和缩短测量时间是不可或缺的。我们采用独特的技术,在塑料底板上的微流道底部喷射并固化抗体溶液,在微流道内实现了夹层ELISA,获得了极微量样本中抗原检测成功了。这与Micro Total Analysis System (Micro - tas)的趋势不同,Micro - tas是将大型分析设备小型化的一种方法,其特点是容易降低成本。在本方法中,作为抗体固定面的表面处理,使用了与市售微板相同的聚合物涂层,但是是湿工艺。另外,存在(1)槽底面边缘部的处理容易不均匀、(2)处理需要时间等问题。本研究的目的是通过利用UV激光照射的表面处理来解决这些问题。2.实验方法
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
Laser Surface Treatment of Plastics for a Single-Channel Multiple Immunoassays Chip
ELISA(Enzyme-Linked ImmunoSorbent Assay)法は極微量 の抗体、あるいは抗原の濃度を検出するのに用いられる。 特異性の高い抗原抗体反応を利用し、酵素反応に基づく発 色・発光等を測定することで、多種のタンパク質が混在す る生体試料中から特定のタンパク質を検出・定量すること ができるが、マイクロプレートを用いる血液検査では、1 項目あたり 20~ 100 lのサンプルが必要で、測定に数時 間を要する。医療現場や在宅でのその場診断、すなわち POCT (Point Of Care Testing)用途では、必要サンプル量の 低減と測定時間の短縮が不可欠である。我々は、インジェ クタを用いて、プラスチック基板上のマイクロ流路底部に 抗体溶液を吐出・固定化する独自の技術を用いて、マイク ロ流路内でサンドイッチ ELISAを実現し、極微量サンプル での抗原検出に成功した 。これは、大型の分析装置を小 型化しようとするMicro Total Analysis System (micro-TAS) の流れとは異なったアプローチであり、低コスト化が容易 な点が特徴である。本手法における、抗体固定化面の表 面処理としては、市販のマイクロプレートと同じポリマー コーティングを用いているが、ウェットプロセスであるこ とから、(1)溝底面エッジ部の処理が不均一となりやすい、(2) 処理に時間を要する等の課題がある。本研究では、UVレー ザ照射による表面処理で、これらの課題を解決することを 目的とする。 2.実験方法
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