T. Hisanaga, S. Katsura, Arata Nishimoto, T. Fujimiya, B. Shirasawa
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Changes of Student’s Questionnaire Evaluation after Practice with Expanded Clinical Clerkship
今日の医学教育において臨床技能教育の強化が求 められていることに対応し,本学では2017年から医 学科5,6年生の診療参加型臨床実習(クリニカ ル・クラークシップ:以下,クリクラ)の期間を延 長した.本学では総合電子システムeYUMEを用い て学生の実習評価を毎年集計しており,本研究では これを活用し,期間延長後(2017年)の学生評価を 期間延長前(2016年)およびクリクラ開始期(2014 年)と比較した.結果,2016年との比較では,満足 度や経験患者数・疾患の種類,経験事項など全ての 項目で肯定的回答が増加しており,特に病歴聴取, 指導医からの学習の援助やロールモデルとしての評 価で統計的にも有意差があった.また,2014年との 比較では,上記全ての項目で肯定的回答が有意に増 加していた.クリクラの実習プログラムや現場での 指導が教員・施設の取り組みにより毎年改善・発展 していることに加え,今回の期間延長による経験や 学習の援助の増加が要因と考えられる.なお,自由 記載でも実習に対する肯定的意見が多く,期間延長 に伴う新たな否定的意見は認められなかった.以上 より,本学における実習期間の拡大は一定の成果を 得ており,今後も学生・教員からの意見,アウトカ ム評価等をもとに内容の充実化を進めていく予定で ある. 背 景