{"title":"用相交法测量水中位置的方法和精度","authors":"C. Mori","doi":"10.2208/JSCEJ1949.1968.154_40","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"近接しがたい未知点の座標を決定するためには,周 知 のように前方交会法が適用される。通常の測量手段とし てトランシットや平板を用いる場合,あ るいは写真測量 を適用する場合においても,未知点から発した光が既知 の2点 あるいはそれ以上の測点に到達すれば,光 の経路 を逆にたどることにより,原 理的に前方交会法によって 未知点の位置が決定できるわけである。 水中の比較的浅い個所にある物体は十分空中から見る ことができるから,空 気と水との界面の屈折法則さえ考 慮に入れれば,空 気中の測点からの観測値を用いて前方 交会法により水中にある物体の位置を決定することがで きる。本論文は,ト ランシットによって観測する場合を 対象とし,前 方交会法による水中測点の位置決定のため の基本関係式を示し,位置測定精度が,光 の経路が屈折 しない通常の場合とどの程度異なるかを明らかにしたも のである。ここで示した諸関係式は,屈 折率が異なる2 媒質を光が通過したときに一般に適用できる。 既知点の位置を正確に定め,測 角も精密に行なえば, 水のない通常の場合における前方交会法による位置決定 精度は良好である。水中位置測定の精度を検討した結果 によれば,水 のない場合に比較してやや精度の低下はま ぬがれないが,直 接測定によるよりも簡便で,か っ精度 の高い場合が多いと考えられる。したがって,被 測定点 が2つ の既知点より同一点であると確認できるかぎり は,前 方交会法により水中測点の位置を決定すればよい が,濁 水に対しては適用できないし,水面が波立ってい る場合にも誤差の増大あるいは観測不能となる欠点があ る。","PeriodicalId":381391,"journal":{"name":"Transactions of the Japan Society of Civil Engineers","volume":"48 2 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1968-06-20","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"METHODS AND ACCURACY OF MEASUREMENT OF A POSITION IN WATER BY INTERSECTION\",\"authors\":\"C. Mori\",\"doi\":\"10.2208/JSCEJ1949.1968.154_40\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"近接しがたい未知点の座標を決定するためには,周 知 のように前方交会法が適用される。通常の測量手段とし てトランシットや平板を用いる場合,あ るいは写真測量 を適用する場合においても,未知点から発した光が既知 の2点 あるいはそれ以上の測点に到達すれば,光 の経路 を逆にたどることにより,原 理的に前方交会法によって 未知点の位置が決定できるわけである。 水中の比較的浅い個所にある物体は十分空中から見る ことができるから,空 気と水との界面の屈折法則さえ考 慮に入れれば,空 気中の測点からの観測値を用いて前方 交会法により水中にある物体の位置を決定することがで きる。本論文は,ト ランシットによって観測する場合を 対象とし,前 方交会法による水中測点の位置決定のため の基本関係式を示し,位置測定精度が,光 の経路が屈折 しない通常の場合とどの程度異なるかを明らかにしたも のである。ここで示した諸関係式は,屈 折率が異なる2 媒質を光が通過したときに一般に適用できる。 既知点の位置を正確に定め,測 角も精密に行なえば, 水のない通常の場合における前方交会法による位置決定 精度は良好である。水中位置測定の精度を検討した結果 によれば,水 のない場合に比較してやや精度の低下はま ぬがれないが,直 接測定によるよりも簡便で,か っ精度 の高い場合が多いと考えられる。したがって,被 測定点 が2つ の既知点より同一点であると確認できるかぎり は,前 方交会法により水中測点の位置を決定すればよい が,濁 水に対しては適用できないし,水面が波立ってい る場合にも誤差の増大あるいは観測不能となる欠点があ る。\",\"PeriodicalId\":381391,\"journal\":{\"name\":\"Transactions of the Japan Society of Civil Engineers\",\"volume\":\"48 2 1\",\"pages\":\"0\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"1968-06-20\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Transactions of the Japan Society of Civil Engineers\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.2208/JSCEJ1949.1968.154_40\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Transactions of the Japan Society of Civil Engineers","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2208/JSCEJ1949.1968.154_40","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}