N. Koga, Koji Wada, M. Yano, H. Ohta
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Seasonal Changes in Quality Properties of Shiikuwasha (Citrus depressa Hayata) Juice
ヒラミレモンと言い,沖縄本島北部に小規模ながら産業 的規模で栽培されているカンキツである。直径約3~4 ,重量約25 の高酸味カンキツであり,その名は古く から未熟果の果汁を芭蕉布の洗濯や染み抜きに用いられ たことから“酢に浸す”意味の方言に由来する。その果 実は,3月中旬~4月上旬に開花し,それ以降から8月 までは生理落花期と果実肥大期となる。8月下旬~10月 上旬頃に調理用果実(青伐り果実)の収穫が始まり,10 月下旬~12月中旬には果汁加工用,さらに12月下旬~1 月中旬頃まで生食用果実として利用されている。 これまでの一連の研究から,シークワシャーには,ノ ビレチン,タンゲレチンなどのポリメトキシフラボン類 (以下:PMF)(Fig.1)が多量に含まれていることが確 認されている。近年,このPMFには,発ガン抑制, ガン転移抑制作用などが認められている。他方,交感 神経作動作用をもち,脂肪組織の代謝を活性化するフェ ンチルアミン誘導体であるシネフリン(Fig.1)は温 季節変化がシークワシャー果汁の品質特性に及ぼす影響