A case of uterine corpus tumor resembling ovarian sex-cord tumor reached pregnancy after transcervical resection

症例は30歳 、平成○年1月30日 に不正性器 出血 にて近医を初診 し、子宮頸部、内膜細胞診 は とも にクラスIIで あ り、経 腟エ コーにて子宮腔 内に粘 膜下筋腫 と考え られる腫瘍 を認めたため、2月15 日当科紹介 となった。未婚、未経妊 で、月経歴 は、 初経:13歳 、周期:25~30日 型、持 続:5~7日 間であ り、月経 関連障害 はなか った。家族歴、既 往歴 も特 記すべ きこ とはなか った。 当科 初診時、 子宮鏡、経腟エ コーお よびMRIに て長径約2cm、 突 出度が75%以 上 の後壁 よ り発生の子宮 粘膜下筋 腫 と考 えられる腫瘍(図1)を 認めたため、5月 10日 に子宮 鏡下腫瘍切 除術 を施行 した。手術 日は 本人 の都合 によ り、月経周期27日 目で手術 となっ た。体位は砕石位 、麻酔 はラ リンゲルマス ク使用 の全 身麻酔で行った。手術 中ヘ ガー ル1~12号 に て子宮頸管拡張 を行 ってか ら、径4.5mmの 子宮鏡 にて内腔 を観察 し、子宮腫瘍の位置、大 きさを確 認 した(図2)。 その後、 径8mmの モ ノポー ラ 図1手 術 前