陶瓷的瞬态液相键合

N. Saito, M. Sung, K. Nakashima, M. Andreas
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摘要

人类所使用的材料被设计成最大限度地发挥其功能和特性,通过界面接合成与用途相应的形状。其中,为了进一步扩大结构用陶瓷的粘合,开发了从单纯形状的陶瓷烧结体中获得符合实际用途的复杂形状的低成本、高可靠性的接合方法。有必要。这样的接合法是使用低熔点金属的钎焊接合。以CusilABA合金为例,CusilABA合金在Cu-Ag类共晶合金中添加Ti等活性金属,是市面上常见的接合介质,接合温度低(1000°C由于富于延展性,所以具有缓和因与陶瓷之间产生的热膨胀率差而引起的热应力的特点。然而,在使用这种低熔点合金的接合法中,由于接合部在高于接合温度的温度下会重新熔融,所以必然会降低最高使用温度。耐高温环境下使用的接合法,也就是接合部的(再)熔点需要高的情况下,也有使用耐热金属的固相扩散接合法的选择。然而,由于只需要固相的扩散来填补接合体之间的空隙,因此与钎焊法相比,需要高温、高压的接合工艺,性价比较低。由于高温、高压的接合工艺,有可能导致接合母材本身的特性下降,如变形、微结构变化等。液相扩散(transient -liquid-phase, TLP)接合法是在20世纪60年代后期作为Ni基超耐热合金的接合法被开发出来的,其特点是实际的最高性能可以把用温度设计得比接合温度高得多。因此,本解说介绍使用液相扩散的具有高耐热性的陶瓷接合法。2.陶瓷的TLP接合
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Transient-Liquid-Phase Bonding of Ceramics
人類が使用している材料はその機能や特性を最大限に発 揮する様に設計され、使途に応じた形状に界面を介して 接合されている。そのなかでも構造用セラミックスのアプ リケーションをさらに拡大するためには、単純形状のセラ ミックス焼結体から、実際の用途に応じた複雑形状を得る ことのできる低コストで信頼性の高い接合方法を開発する 必要 がある。 このような接合法として低融点金属を用いたロウ付け接 合が挙げられる。一例として Cu-Ag系共晶合金に Ti等の 活性金属を添加した CusilABA合金は広く一般的に市販さ れている接合メディアであり 、接合温度が低く(1000°C 以下)延性に富むため、セラミックスとの間に生じる熱膨 張率の差に起因する熱応力を緩和するという特徴が有る。 しかしながら、このような低融点合金を用いる接合法では、 接合温度より高い温度において接合部が再溶融してしまう ため、必然的に最高使用温度が低く抑えられてしまう。 高温環境下における使用に耐えうる接合法、つまり接合 部の(再)融点が高い必要がある場合においては、耐熱金 属を用いる固相拡散接合法という選択肢も存在する 。 しかしながら、接合体間の空隙を固相の拡散のみで埋める 必要があるため、ロウ付け法に比較して高温・高圧の接合 プロセスが必要となり、コストパフォーマンスが低い。さ らには高温・高圧の接合プロセスにより変形・微構造変化 等の接合母材自体の特性低下を招く可能性がある。 これらに対して液相拡散(Transient-liquid-phase:TLP) 接合法 は、1960年代後半に Ni基超耐熱合金の接合法 として開発されたものであるが、その特徴は実際の最高使 用温度を接合温度より遥かに高く設計する事が可能である 点にある。そこで、本解説では液相拡散を用いた高耐熱性 を具備したセラミックス接合法を紹介する。 2.セラミックスの TLP接合
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