H. Shimizu, R. Heins
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引用次数: 3
Development for measuring method for cuticle resistance of plant shoot tip.
1. 茎頂部のエネルギーバランス式と実験的に容易に求めることができるdVPD/d (Tair-Tp) (飽差の変化率と, 乾球温度と茎頂部温度との差の変化率の比) を組み合わせることによって茎頂部のクチクラ抵抗を求める式を導出した.2. 本研究で提案した方法でポインセチア茎頂部のクチクラ抵抗を測定したところ, 約960 (s/m) となった.茎頂部のクチクラ抵抗を測定した報告が見当たらないので, この値の妥当性を定量的に評価することは難しいが, トマトやナスなどの葉のクチクラ抵抗は約1200 (s/m) との報告がある.3. 一般に茎頂部のクチクラ抵抗は種や生長ステージによって異なると考えられるので, 必要に応じて容易に測定することが可能な方法が求められるが, 本研究で提案している方法はこの条件を満たしており実用的であると考える.