M. Tagawa, H. Ejima
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Clinical use of Glyceryl guaiacolate in horses.
麻 酔 方 法 は,全 頭 につ い て 以 下 に 示 す 方 法 で 行 っ た。 す なわ ち,硫 酸 ア トロ ピ ン5mg/頭 を 静脈 内投与し,10分 後にキシラジン1mg/kgを 静脈 内投与 して鎮静させた。5~10分 後に馬の鎮静状 態を確認し,万 能手術台に立位のまま保定した。 その後すみやかに,2gの チオペンタールを混じ た5%GGE溶 液(509のGGEを5%ブ ドウ 糖液11で 溶解した溶液)を 急速に静脈内投与し て十分な筋弛緩を得た上で倒馬 した。GGE注 入 開始から倒馬まで2~3分 間を要し,そ の時点で のGGE投 与量は500~700mlで あった。倒馬 後もGGEを 注入し続け,総 量llを 投与 した。 倒馬後は,す みやかに気管内挿管をして吸入麻酔 器に接続し,ハ ロセン吸入を行った。 使用した麻酔器は,メ ラ型大動物用吸入麻酔器 で気化器はフローテック ・マーク皿である。酸素 流量は,11/分 として閉鎮回路を使用 した。 ハロ セン吸入による深麻酔の導入は,5~10分 間かけ て最高ダイアルセッ ト6%で 行った。なお麻酔導 入時は,呼 吸バッグ(101)を 人為的に加圧 して補 助または調節呼吸(10~15回/分)で 呼吸管理を 行った。 麻酔中のモニターは,全 頭について体温および 心電図を記録した。10頭 中6頭 について,顔 面動 脈から動脈血液を採取 して血液ガスを測定し,ま た尾根部に ドップラー血圧計を装着 して血圧(最 高血圧)を 測定 した。