Mariko Tsuchida, Katsuyoshi Takashima, M. Nagai
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引用次数: 1
Effects of Volunteer Spirit on Willingness to Pay by CVM to Environmental Conservation Projects
1.は じめに 近年,身 近な自然環境に対しての関心が高 くなり, ダムや河川などの水辺の整備に対 してもこれまでの治 水,利 水の施設整備に加え,環 境保全や改善,そ の利 用など多岐にわたる整備が求められている。そこで, 水辺環境整備事業 を実施する際には,整 備または保全 される水辺環境の価値を評価し,そ の事業効果を金銭 的に測定することが必要 となってきている。 環境資源が改善 されたときを想定し,ア ンケー トを 用いて環境改善に対する支払意志額(WTP)を 直接 尋ねることにより,環 境資源の貨幣価値を評価する CVM(Contingent Valuation Method)は,他 の手 法では扱いにくい自然生態系などの環境の非利用価値 を含めて評価できる手法 として,近 年注 目を集めてき ている。CVMで 求められる支払意志額は,環 境保全 にかかる費用の一部 を負担することに同意する経済的 表現 と言える。これに対 し,保 全活動への参加態度 は,自 らが進んで保全活動へ参加しようとする社会的 表現 と言 える。 どち らも環境保全 を肯定 し,推 進 する ための参加態度 である。 ボランテ ィアやNPO(特 定非 営利 活動法人)は, 労力 を無償 で,あ るいは団体 として営利 を求めないで 提供す るこ とにより,ど れだ け協力 ・貢献で きるか と い う社会的表現 が大 きい活動 と言 える。 ボランテ ィア