Study on Interlaced Yarn:Part 4: Yarn Posture in Interlacer, and Relation between Yarn Positions and Number of Tangles

Y. Iemoto, S. Chono, Takayuki Tanaka
{"title":"Study on Interlaced Yarn:Part 4: Yarn Posture in Interlacer, and Relation between Yarn Positions and Number of Tangles","authors":"Y. Iemoto, S. Chono, Takayuki Tanaka","doi":"10.4188/transjtmsj.41.T30","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"目的 インターレーサ内の糸の運動を明らかにするための基礎実験として, 加工時の糸をスチールカメラで複数回にわたって撮影し, 糸の位置をコンピュータで統計的に処理することにより, インターレーサ内の糸の姿勢について解析する.又, 糸の位置と交絡数の関係についても検討する.成果 (1) 糸の姿勢の解析には, 糸道断面を6個のエリァに分割し各エリァにおける糸の位置を糸軸方向に調べる方法を用いた.その結果, 本研究範囲内ではインターレーサ内の糸の姿勢に際立った特徴は見られない. (2) 空気圧が2~4kg/cm2の範囲では, 糸は空気噴流軸の左右に均等に位置し頻繁に噴流を横切る.しかし, 空気圧が小さいために糸を充分開繊または交絡させることができない.空気圧が5~7kg/cm2と大きい場合, 糸は噴流軸の片側に位置し噴流を横切る回数は少ない.すなわち, 空気圧の小さい範囲と大きい範囲での交絡数の少ない原因は異なる.従って, 空気圧の変化だけでなく糸の運動も考慮すれば, 空気圧が4.5kg/cm2のとき最大となる交絡数の変化を説明できる. (3) 糸速の増加と共に糸の位置に偏りが生じ, 糸が空気噴流を横切る回数は減少する.交絡数と糸速が単純に反比例関係で表されないのはこれが原因であると考えられる. (4) フィード率の増加と共に糸張力が減少し, 糸が空気噴流を横切る回数は減少するため, 交絡数も減少する.フィード率が小さい場合, 糸の運動は糸道の中心に制限されるため頻繁に噴流を横切るが, 糸張力が大きいので交絡部はあまり生じない.従って, フィード率がおよそ1%で交絡数は最大となる.","PeriodicalId":17585,"journal":{"name":"Journal of the Textile Machinery Society of Japan","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1988-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"1","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of the Textile Machinery Society of Japan","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.4188/transjtmsj.41.T30","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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Abstract

目的 インターレーサ内の糸の運動を明らかにするための基礎実験として, 加工時の糸をスチールカメラで複数回にわたって撮影し, 糸の位置をコンピュータで統計的に処理することにより, インターレーサ内の糸の姿勢について解析する.又, 糸の位置と交絡数の関係についても検討する.成果 (1) 糸の姿勢の解析には, 糸道断面を6個のエリァに分割し各エリァにおける糸の位置を糸軸方向に調べる方法を用いた.その結果, 本研究範囲内ではインターレーサ内の糸の姿勢に際立った特徴は見られない. (2) 空気圧が2~4kg/cm2の範囲では, 糸は空気噴流軸の左右に均等に位置し頻繁に噴流を横切る.しかし, 空気圧が小さいために糸を充分開繊または交絡させることができない.空気圧が5~7kg/cm2と大きい場合, 糸は噴流軸の片側に位置し噴流を横切る回数は少ない.すなわち, 空気圧の小さい範囲と大きい範囲での交絡数の少ない原因は異なる.従って, 空気圧の変化だけでなく糸の運動も考慮すれば, 空気圧が4.5kg/cm2のとき最大となる交絡数の変化を説明できる. (3) 糸速の増加と共に糸の位置に偏りが生じ, 糸が空気噴流を横切る回数は減少する.交絡数と糸速が単純に反比例関係で表されないのはこれが原因であると考えられる. (4) フィード率の増加と共に糸張力が減少し, 糸が空気噴流を横切る回数は減少するため, 交絡数も減少する.フィード率が小さい場合, 糸の運動は糸道の中心に制限されるため頻繁に噴流を横切るが, 糸張力が大きいので交絡部はあまり生じない.従って, フィード率がおよそ1%で交絡数は最大となる.
交织纱的研究:第四部分:交织纱中的纱线姿态及纱线位置与缠结数的关系
目的:作为明确线材在交错器内运动的基础实验,通过用钢制照相机多次拍摄加工时的线材,并用计算机统计处理线材的位置。对交织器内的线的姿势进行分析。另外,对线的位置和混杂数量的关系也进行了研究。成果(1)在线的姿势的分析上,采用了将线道断面分割成6个线沿线轴方向调查线在各线沿上的位置的方法。在本研究范围内,对交织器内的线的姿态未发现明显的特征。(2)在空气压力为2 ~ 4kg/cm2的范围内,线均匀地位于空气喷流轴的左右两侧,频繁地横穿喷流。由于气压小,线不能充分开纤或交织。当空气压力大为5 ~ 7kg/cm2时,线位于喷流轴的一侧,横穿喷流的次数较少。也就是说,小范围内的空气压力和大范围内的混杂数量较少的原因是不同的。因此,如果不仅考虑空气压力的变化,还考虑线的运动,就可以解释空气压力为4.5kg/cm2时最大的混杂数变化。线穿过空气喷流的次数减少。这就是为什么混杂数和丝速不能简单地以反比关系表示的原因。(4)随着馈入率的增加,丝张力减小,丝穿过空气喷流的次数减小。当馈入率小时,线的运动被限制在线道的中心,频繁地横穿喷流,但由于线张力大,不太会产生混杂部分。因此,馈入率约为1%时,混杂数最大。
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